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更新日:2023年11月2日

令和5年度受賞者の紹介

第52回(令和5年度)札幌芸術賞受賞者

札幌芸術賞 斎藤 歩(さいとう あゆむ)

 斎藤歩様

 ~受賞の理由~

 札幌を代表する劇団、札幌座を中心として俳優、脚本家、演出家など様々な形で札幌の演劇界を牽引し、精力的に活動している。また、札幌を基盤としながら、北海道演劇財団理事長として全道の演劇活動の活性化に貢献している。さらに、地元に根差した身近な演劇活動を展開しながら、小中学校等に出向いて演劇を用いたワークショップを行うなど、教育活動にも尽力している。その活動は北海道、全国にも広がり、札幌の演劇界の中心的な存在として本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。

札幌芸術賞 下沢 敏也(しもざわ としや)

下沢敏也様

~受賞の理由~

 豊かで個性的な表現により、芸術性の高い立体造形の作品を制作し、近年ではインスタレーションの手法を用いるなど、表現領域を広げ、海外での作品発表も行っている。北海道陶芸協会の会長を務めており、後進の指導のほか、陶芸を学びたい方やシニアの方々などのために陶芸展を主催するなど、北海道や札幌における陶芸の振興に寄与しており、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。

札幌芸術賞 艾沢 詳子(よもぎざわ しょうこ)

艾沢詳子様

~受賞の理由~

 版画の制作活動だけではなく、近年は新しい表現手法に取り組んでおり、ティッシュペーパーなどの紙をロウで固めて立体的なオブジェを作り、それを組み合わせて配置するインスタレーション作品の制作のほか、音と光を組み合わせた、アートとテクノロジーが融合した幻想的な作品制作など、表現領域を広げ、旺盛な制作活動を行っており、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。

第51回(令和5年度)札幌文化奨励賞受賞者

札幌文化奨励賞 鎌倉 亮太(かまくら りょうた)

鎌倉亮太様

~受賞の理由~

 優れたピアニストであると同時に、近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、活発な演奏活動を展開している。ソリストとしての活動のほか、伴奏者としての活動も多く、また、札幌コンサートホールkitara主催のオペラやPMFなど、地元の音楽イベントにも積極的に関わっており、札幌の音楽界全体の底上げに力を発揮している。後進の指導育成にも努めており、札幌の若手音楽家を牽引するなど、本市の文化振興に大きく貢献しており、奨励に値する。

札幌文化奨励賞 国松 希根太(くにまつ きねた)

国松希根太様

~受賞の理由~

 地平線や水平線、山脈など風景の中に存在する輪郭を題材にした彫刻や絵画、インスタレーションなどの作品を制作し、札幌のみならず、広く国内外において個展やグループ展を開催している。また、白老で芸術祭を主宰するなど、40代と若いながらも実績を残し、本市の文化振興に大きく貢献しており、奨励に値する。

札幌文化奨励賞 小町谷 圭(こまちや けい)

小町谷圭様

~受賞の理由~

 昨今、目を見張るほど進展しているメディアアートにおいて、その流れの中でも実績を残しながら、さらに研究活動や教育活動を継続している。札幌国際芸術祭や文化庁のメディア芸術祭にも深く関わっているほか、作家として海外でも作品発表を行うなど、広く活躍しており、本市の文化振興に大きく貢献しており、奨励に値する。

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