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苗穂駅周辺の状況(令和4年8月末時点)
苗穂駅周辺地区は、札幌駅から東に2~3Kmと、都心に近い位置にあります。明治以降、当地区は、「産業と鉄道のまち」として発展しましたが、その後、適切な土地利用更新が図られず、鉄道による南北分断や駅舎のバリアフリー化の未対応、オープンスペースの不足、狭溢道路、開かずの踏切に指定されている東9丁目踏切の安全対策など、課題を有する地区となっていました。
このような課題もあり、平成3年、地域住民から「苗穂駅北口の開設要望書」が提出されたことを機に、苗穂のまちづくりが始まり、平成13年には地域住民や企業が一体となって「苗穂駅周辺まちづくり協議会」が設立されました。また、平成18年には、苗穂駅周辺のまちづくりを具体化する整備構想として、住民・企業・行政の協働により、「苗穂駅周辺地区まちづくり計画」を策定しました。
苗穂駅周辺地区まちづくり計画(PDF:1,068KB)
苗穂駅周辺まちづくり協議会の詳細はこちら
「苗穂駅周辺地区まちづくり計画」では、「自由通路の整備と苗穂駅の移転によるまちづくりの核の形成」「苗穂のまちづくりを先導的に推進する周辺の民間再開発の促進」「地区の回遊性を高める道路の整備」などを行うことで、まちづくりを一体的に進めることとしています。
当計画の策定後、平成24年に、自由通路、駅前広場、周辺道路などの都市計画を決定し、翌年から苗穂駅の移転橋上化工事に着手しました。平成30年には新苗穂駅の開業及び南北を結ぶ自由通路が供用開始され、令和2年には南北の駅前広場も全面供用開始されました。
JR苗穂駅・自由通路の開業・供用開始に関する報道発表資料(平成30年5月16日発表)(PDF:988KB)
また、令和4年5月には、北3東11周辺地区の再開発事業も完了し、空中歩廊や広場も全面供用開始となり、さらに、中央区と東区を結ぶ「苗穂駅連絡通」が、令和5年3月16日(木)に全線開通となりました。
苗穂駅周辺のまちづくりの概要
令和5年3月23日(木)15時に踏切を廃止しました |
※踏切廃止後の通行止めの状況など、道路に関するお問い合わせは、建設局道路課(211-2617)までご連絡ください。
東9丁目踏切は、1時間あたりの遮断時間が最大で42分、平均で※37分と長い踏切です。
平成18年に、国土交通省が実施した「踏切交通実態総点検」の結果、「緊急に対策の検討が必要な踏切(緊急対策踏切)」である「開かずの踏切」として抽出され、平成29年には、踏切道改良促進法に基づき、「改良すべき踏切道」として指定を受けています。
遮断時間が長いため、無理な横断や踏切周辺の道路で渋滞が発生するなど、危険な状況が続いていることから、代替路であるネットワーク道路(苗穂駅連絡通)の全線供用開始後、令和5年3月23日(木)15時に踏切を廃止しました。
今後は、道路が通行止めになりますので、苗穂駅連絡通や苗穂駅自由通路を代替路としてご利用ください。
皆さま方にはご不便をおかけしますが、安全・安心なまちづくりを進めるため、ご理解・ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。
※令和2年10月21日(水曜日)の札幌市調査結果。7時から19時の間の1時間あたりの平均時間
開かずの踏切により渋滞している様子
苗穂駅連絡通の開通・東9丁目踏切廃止に関する報道発表資料(令和5年2月28日発表)(PDF:113KB)
東9丁目踏切の概要(参考:踏切道安全通行カルテ)
令和5年3月23日(木)15時に、踏切を廃止しました。ご不便おかけしますが、踏切廃止後は、道路が通行止めになりますので、苗穂駅連絡通(令和5年3月16日全線開通)や苗穂駅自由通路、民間開発により整備された空中歩廊や敷地内通路を代替路としてご利用ください。
新苗穂駅を中心とした民間による再開発事業により、にぎわいの創出、土地の高度利用が図られるなど、苗穂地区が大きく変わってきております。
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