ここから本文です。
安心・安全を体験しよう!
~「東月寒セーフティフェスタ2023」開催~
9月12日(火曜日)午前9時から、札幌ドーム(豊平区羊ケ丘1番地)の駐車場で、東月寒まちづくり協議会「童夢(どーむ)」(船越一珠子(ふなこし・かずこ)会長)主催による「東月寒セーフティフェスタ2023」が開催された。
このイベントは、地域の子どもたちが、防犯・防災や交通安全などを身近に感じ楽しく学べる「体験型事業」として平成23年度から毎年実施しているもので、今年で13回目を迎えた。
この日は、まず9時20分からしらかば台小学校(相馬慎司(そうま・しんじ)校長)の3年生の児童およそ80人が参加。
会場内では、陸上自衛隊第18普通科連隊、豊平警察署、豊平消防署などの協力により、装甲車やパトカー、消防車、救急車などが展示され、身の回りで起きる事件や交通事故についての注意点や、火災や災害の危険性、発生時の対応方法を、実際に展示に触れたり、クイズに挑戦したりして学んでいた。
展示のほか、体験コーナーでは火災時の煙体験やシートベルト効果体験、指紋採取体験などが行われ、煙体験を終えた児童たちは、「前が見えなくて歩けなかった」「暗くて焦った」など火災の恐怖を体感していた。
また、自衛隊が行っていた装甲車の試乗では、普段は見ることのない車両に実際に触れ、搭乗することができるということで、興味津々の様子で参加していた。体験を終えた児童は、「かっこよかった、また乗りたい!」と口にしていた。
今年は4年ぶりに自衛隊の炊き出しカレーの提供もあり、調理中の玉ねぎの香りに「おなかが空いてきた」と足を止める児童も多くいた。
そのほか、日本医療大学が行っていた北海Do防災かるた体験コーナーや、避難所生活時に動かない状態が長くなることにより起きる「生活不活発病」予防としての、フラフープ体験コーナーなど、楽しく遊びながら学ぶことができる内容が多くあった。
途中からの悪天候により参加を見合わせた学校もあったが、参加した児童は真剣ながらも笑顔で取り組んでいた。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.