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更新日:2024年6月30日

レファレンスサービスについて

このページでは図書館サービスの一つであるレファレンスサービスについてご紹介します。

レファレンスサービスって?

レファレンスサービスとは、一言で言うと「調べもののお手伝い」です。「図書館」といえば「本を借りる場所」とイメージする方が多いと思いますが、レファレンスサービスは本の貸し出しと同じくらい「基本的な図書館サービスのひとつ」なのです。

どんなことを調べてくれるの?

  • 所蔵調査・所在調査

文字通り、資料の所蔵調査です。「この本は図書館にあるの?」という質問はもちろん、市内の図書館に所蔵がない場合は、全国の図書館の所蔵を調べます。

  • 書誌的事項調査

「書誌的事項」…ちょっと難しい言葉ですが、書誌というのは「書名・著者名・出版者・出版年・ページ数」など資料のもつ情報を意味します。例えば「○○という論文は何という刊行物の何ページに掲載されているの?」などを調べることをいいます。

  • 資料案内調査・文献案内調査

あるテーマに対してどのような資料があるかを調査し、利用者が求めている情報が掲載されている資料などを紹介する調査です。例えば「札幌の手稲区の歴史について知りたいけど何か資料はありますか」という質問に、適切な資料・情報を提供するお手伝いをします。

  • 事実事項調査

例えば「さっぽろ雪まつりの毎年の観客数を調べたい」など、特定の事柄に関する事実について、適切な回答が書かれた資料を根拠にして、利用者が求めている情報を提供します。

  • 他にも…

「調べたいことがあるけど、どう調べたらいいのか分からない!」「こんなことも聞いてもいいのかな…?」などの質問もまずはお気軽にどうぞ。

レファレンス事例集

  • 札幌市中央図書館では、皆さんから受けたレファレンス事例の一部を国立国会図書館が運営する「レファレンス協同データベース」へ提供しています(個人が特定されるような事例、プライバシーに関わるような事例は提供しません)。
  • また、札幌市中央図書館が登録したレファレンス事例は「レファレンス検索」からご覧いただけます。

相談ができる方

  • 札幌市にお住まいの方、市外にお住まいで札幌市内に通勤、通学されている方。
  • 上記にあてはまらない方は、まずお住まいの市町村立図書館にご相談ください。
  • なお、質問の内容が札幌市に関する場合は、どなたでもご利用いただけます。
  • 大学生・短期大学生は、可能な限り所属の図書館や北海道地区大学図書館協議会相互利用サービスをご活用ください。

注意点とお願い

質問の内容によっては、時間を要する場合ありますのでご了承ください。

次のような質問には回答できませんのでご了承ください。

  • 医療相談、法律相談、古書および美術品の鑑定
  • 調査研究の代行とみなすことができる質問
  • 資料を通読しないと回答できない質問
  • 宿題、クイズ、懸賞問題等の回答
  • 合理的な検索手段のない質問
  • 文献の解読、翻訳、抄録等の作成
  • 図書館員の主観や推測を必要とする質問
  • 個人のプライバシーに関する質問
  • 図書館として回答するにふさわしくないと判断した質問
  • 本の予約や購入希望等、調査相談以外の業務に関する質問
  • 札幌市図書館や札幌市に対しての意見・要望

札幌市図書館へのご意見・要望等は、本申込フォームではなく、「図書館へのご意見・ご感想はこちらから」より申込ください。

レファレンスの受付

レファレンスは、図書館のカウンターのほか電話や文書(郵便、FAX)、申込フォームなどで受付しております。

中央図書館2階には職員が常駐する相談カウンターがありますので、お気軽にご相談ください。

  • 電話の場合は、利用サービス課調査相談係(011-512-7355)におかけください。
  • 文書の場合は、下記住所まで郵送またはFAX(011-512-7712)してください。
  • 申込フォームの場合は、「メールレファレンス」のページをご覧ください。

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