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このページでは図書館サービスの一つであるレファレンスサービスについてご紹介します。
レファレンスサービスとは、一言で言うと「調べもののお手伝い」です。「図書館」といえば「本を借りる場所」とイメージする方が多いと思いますが、レファレンスサービスは本の貸し出しと同じくらい「基本的な図書館サービスのひとつ」なのです。
所蔵調査・所在調査
文字通り、資料の所蔵調査です。「この本は図書館にあるの?」という質問はもちろん、市内の図書館に所蔵がない場合は、全国の図書館の所蔵を調べます。
書誌的事項調査
「書誌的事項」…ちょっと難しい言葉ですが、書誌というのは「書名・著者名・出版者・出版年・ページ数」など資料のもつ情報を意味します。例えば「○○という論文は何という刊行物の何ページに掲載されているの?」などを調べることをいいます。
資料案内調査・文献案内調査
あるテーマに対してどのような資料があるかを調査し、利用者が求めている情報が掲載されている資料などを紹介する調査です。例えば「札幌の手稲区の歴史について知りたいけど何か資料はありますか」という質問に、適切な資料・情報を提供するお手伝いをします。
事実事項調査
例えば「さっぽろ雪まつりの毎年の観客数を調べたい」など、特定の事柄に関する事実について、適切な回答が書かれた資料を根拠にして、利用者が求めている情報を提供します。
他にも…
「調べたいことがあるけど、どう調べたらいいのか分からない!」「こんなことも聞いてもいいのかな…?」などの質問もまずはお気軽にひと声おかけください。
札幌市中央図書館では、皆さんから受けたレファレンス事例や、調査相談係で定期的に行っている演習問題の事例を、国立国会図書館が運営する「レファレンス協同データベース」へ提供しています(個人が特定されるような事例、プライバシーに関わるような事例は提供しません)。札幌市中央図書館が登録したレファレンス事例の一覧は下記の「札幌市中央図書館の事例」からご覧いただけます。
図書館に来館していただき、直接職員に質問する他、電話や、文書でも受付しております。
電話の場合、利用サービス課調査相談係(011-512-7355)までお願いします。
また、メールによるレファレンスも受付しております。詳しくは「メールレファレンス」のページをご覧ください。
札幌市中央図書館利用サービス課調査相談係
電話:011-512-7355 FAX:011-512-7712