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ホーム > 事業の紹介 > 水道局の国際協力 > 草の根技術協力事業(ネパール)

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更新日:2023年9月13日

草の根技術協力事業(ネパール)

札幌市水道局では、国際協力の取組の一環として、ネパール(ポカラ市)への「JICA草の根技術協力事業」を実施しています。

【水道記念館秋まつり2023配布資料】

配布資料に掲載しておりますウォッピーペーパークラフトを、担当者が制作した様子を紹介します。

作る時のコツも載せているので、上手く作れるか不安な方は、ぜひご覧ください。

背景

札幌市水道局では今までネパールから多くの研修員を受け入れており、JICAからの依頼によるフォローアップ調査も行ってきました。

ネパールの水道事業が抱える課題には、札幌市水道局の技術協力により改善できる余地が多くあると考え、ネパールのポカラ市を新たな国際協力先としました。

協力事業の実施方法としてJICA草の根技術協力事業を選び、令和元年11月に応募した結果、令和2年3月に採択となりました。

草の根技術協力事業概要(外部ページ)

事業の目的・内容

事業名:ネパール国ポカラ市給配水管理業務の体系化を目指した技術協力事業

相手国実施機関:ネパール水道公社(NWSC)

本事業では、モデルエリアの給配水管網ネットワークにおいて、水道水の質・量の維持管理に必要な業務が体系的に継続して実施されることを目的としております。

ポカラ市の水道事業はネパール水道公社が担っており、現状、給配水水質の管理に関する知識・技能を持つ職員の不足や、給配水の水質検査体制の未整備、漏水対応のマニュアル化の必要性といった課題があります。

ネパール水道公社の技術者を育成することがポカラ市の水道事業の課題解決につながるため、本事業では職員の技術力向上、業務の体系化や効率化などを図るための研修を行う予定です。

令和4年2月から令和7年1月までの3年間を事業期間とし、基礎知識・技術に関する講義、札幌市での水道施設の視察や実習、現地でのデモンストレーション等を実施する予定です。新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、事業前半はオンライン研修を中心として活動し、令和5年度からは札幌市とポカラ市での実習等を開始します。

活動イメージ

活動イメージの図

活動状況

第1回札幌研修(令和5年8月22日~8月31日)

ネパール水道公社のプラサド・イシュワー総裁とネパール人技術者6名が来札し、水質管理と漏水対応に関する実地研修を行いました。

【第1回札幌研修の様子】

講演会

プラサド・イシュワー総裁による講演会の様子

講義

講義の様子

 

水質管理実習

水質管理実習の様子

漏水対応実習

漏水対応実習の様子

オンライン研修(令和5年1月~)

水質管理と漏水対応に関する研修動画を作成し、ネパール水道公社の技術職員を対象としたオンライン研修を行いました。また、業務体系化の必要性に関するディスカッションについてもオンラインにて行いました。

【オンライン研修の様子】

オンライン研修1

オンライン研修2

キックオフセレモニー(令和4年3月)

このセレモニーは、札幌市水道局とネパール水道公社、JICA北海道、JICAネパール事務所などの関係機関を接続してオンライン形式で実施し、プロジェクトメンバーの選定に関する覚書の締結や、ポカラ市と札幌市の概要についての紹介などを行いました。

【セレモニーの様子】

キックオフセレモニーの様子1

札幌市水道事業管理者とネパール水道公社総裁

キックオフセレモニーの様子2

オンライン参加者

実施体制

この事業はJICAとの契約行為により実施する形であり、JICAとの契約は(公社)北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)が締結しております。

事業の実施にあたり、札幌市水道局は技術協力に係る各種活動を行い、HIECCは事業実施に係る各種事務処理を行います。

事業実施体制の図

ラブグリーンネパール(LGN)【現地NGO】:日本側とネパール側の連絡調整役

※ネパール国内で国際協力を行う場合、現地NGOが関わらなければならないルールがある。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市水道局総務部企画課

〒060-0041 札幌市中央区大通東11丁目23

電話番号:011-211-7014

ファクス番号:011-232-1740

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