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水道局の重要な経営資源である職員の技術・能力向上を図るため、平成29年(2017年)3月に「札幌市水道局職員育成における方針」を策定しており、職員育成の取組の1つとして「様々な機会における講師の経験への推進」を掲げています。
JICA研修の講師役となる水道局職員は、業務を十分に理解し、講義内容を体系的に整理して的確に伝えることが求められ、知識の深化と指導能力の向上につながります。
また、施設の新規建設や拡張を行っている開発途上国からの研修員への技術移転を通じ、札幌水道では体験できない拡張期の水道事業への対応を学ぶことができ、水道局職員の技術力を高められるとともに、グローバルな視野を持ち、課題解決力、指導力、コミュニケーション力を備えた国際感覚豊かな職員を育成できます。
水道局職員は研修講師のほか、研修員の課題解決に向けた事業計画についてのディスカッションに参加したり、アドバイスしたり、質問に答えたりすることで能力向上につなげています。
研修員の抱える課題(例):高い無収水量、高い漏水率、水道水源の確保、管路の更新、施設維持管理能力の欠如、浄水処理方法の改善
【研修実施状況】
局職員による講義
海外研修員とのワークショップ
海外研修員へのアドバイス
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