33.屯田兵もやい井戸跡
2.水辺と開墾の道
33.屯田兵もやい井戸跡
明治20(1887)年、新琴似に九州出身者を中心とする屯田兵146戸が入植しました。その生活を支えた井戸は4戸の共同使用で、風呂が併設されていました。「もやい」とは「共同」の意味です。この井戸は、おけを半分まで地中に埋めたもので、おけの底から水源まで約30メートルのモウソウ竹を打ち込み、それを通ってきた水が30センチメートルほど自噴していたといわれています。
場所:札幌市北区新琴似8条3丁目新琴似神社境内(周辺地図)
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