ホーム > 東区の紹介 > 東区特産のたまねぎ札幌黄 > 5月某日「苗植え」の巻
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天気も良くて作業にはもってこいのこの日、サッポロさとらんどに隣接している「札幌市農業支援センター」へ行きました。
「札幌市農業支援センター」は、左の写真のとおり洋風の外観の立派な建物です。ちなみに、事前に申し込みをすれば見学可能だそうです。
今回は、市内で「札幌黄」を食材として扱っている事業者さんたちと一緒に苗植えを行います。皆さんと一緒に、様々なものを栽培している畑を横目に、試験圃場に向かいます。
25メートルほどの奥行きの試験圃場のうち、50cmほどの幅(右の写真の白い2本の棒の間)のところがスタートです。ここを、一人当たり5メートルほど受け持ちます。
これが札幌黄の苗です。これを10cm間隔で、一本ずつ植えていきます。
小ネギのような外見で、しっかりたまねぎの匂いがします。農業支援センターの河合係長が「このまま『おひたし』にして食べられますよ。けっこう美味しいです。」と教えてくれました。
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指で穴を開けて |
根が真っすぐになるように植えて |
周囲の土を固めます。 |
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皆で横一列になって作業しています。 |
ちょっと不揃いですが、ほぼ植え終わりました! |
5メートルほどと言っても、中腰での作業は腰に負担がかかります。
昔はこの何倍もの広さの畑で同じ作業をしていたことを思うと、当時の農家の方々の苦労が偲ばれます。
別のビニールハウス内では、来年植えるための「種」を採る作業が行われていました。
種を付けるには、花を咲かせて授粉させる必要がありますが、そのため、まず、親となる「たまねぎ」を球根のように土に埋め、芽を育てるところからはじめます。
右が「札幌黄」を半分ほど土に埋め、「たまねぎの芽」を育てているところです。ハウスの床一面に半分埋まったたまねぎは、まるでパイナップルが埋まっているかのような光景です。
ここに埋まっているたまねぎは、前年に採れた物のなかから「大きさ」「形」「柔らかさ」などの項目が優れているとして選抜されたもので、いわばエリートの集まりとのこと。
次回の体験は、その交配作業です。どうぞご期待下さい!
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