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藻岩山の山麓から硬石山に至る地区で、字名は川沿・北ノ沢(旧四号沢)・中ノ沢(旧五号沢)からなっている。
平成11年(1999年)4月の南沢地区の分離までは同地区を含んでいた。
昭和16年(1941年)に札幌市と円山町が合併するまでは八垂別と呼ばれていた。この地区の開拓は、明治5年(1872年)に発見された硬石山の札幌硬石の採掘に始まる。翌明治6年(1873年)には、八垂別の山林が官林に指定された。
現在の川沿や北ノ沢は、明治10年代から山鼻屯田の公有地、追給地となった。明治28年(1895年)には、中ノ沢が琴似屯田の公有地となった。
明治19年(1886年)から小作人としての入植が始まり、明治30年(1897年)までに約30戸が入植。
明治37年(1904年)、屯田兵条例の廃止により土地の売買が自由になり入植者が増加、明治40年(1907年)には八垂別斎藤農場ができ米作りも始まった。また蔬菜類も作られたほか大正期には輸出用作物も作られた。
戦後、昭和24年(1949年)に藻南公園が開園し、昭和33年(1958年)には藻岩山観光自動車道が開通。
このころ、ビニールハウス(藻岩型固定ハウス)が考案され、全道に広まっていった。
昭和30年代から団地の造成が始まり、オリンピックを契機に上下水道や道路の整備が進み、現在では山際まで住宅やマンションが立ち並ぶ一大住宅地となり、更に国道230号沿いには大型店舗が軒を並べている。
藻岩神社 詳細画像を見る
猿田彦之命(碑) 山之神社(碑) 紀念碑 安斎幸作翁顕彰碑(藻岩神社)
開校三十年記念(碑)(藻岩小)
宝性地蔵尊 藻岩開基百十年記念碑(藻南公園)
頌徳碑(藻岩福祉会館)
硬石山石碑群8基
前山久吉翁を偲ぶ碑(第3町内会館)
無縁碑(中ノ沢布袋神社)
山の神社(碑) 猿田彦大神(碑) 中ノ沢土地区画整理事業完成記念碑(親和)(中ノ沢神社)
※「碑を訪ねて」は南区の郷土史の資料の充実を通じてふるさと意識の向上を図ることを目的に掲載しているものであるため、寺社等、札幌市が管理していないものも掲載しています。
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