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ミニサウンドマップは、ユネスコ創造都市ブラガ(ポルトガル)において、メディアアーツ教育サービス・シルキートが市と連携して設立したプロジェクトです。2018年にスタートして以来、様々な広がりを見せています。
この取り組みは、ブラガ市の10~14歳の生徒を対象とした教育プログラムで、生徒自身が録音した音源や描いたイラストを使って、オンラインのオーディオビジュアルマップを制作するものです。2022年には、プロジェクトが海外にある他のユネスコ・メディアアーツ都市に拡大され、生徒たちはそれぞれの文化、都市空間、遺産を表す音や絵を交換し合うようになりました。2023年は、いよいよ札幌がプロジェクトに参加しました!
参加してくれたのは、札幌市立元町中学校3年の生徒たち、そしてブラガ市のEscola Básica André Soares学校の生徒たちです。2023年4月20日に札幌で始まり、6月22日に両校の生徒が動画を通して交流することで終了しました。
※以下の画像をクリックすると、ミニサウンドマップ公式ホームページ(外部リンク)でサウンドマップをご覧いただけます。
まず、札幌の生徒たちは、自分たちが日常的に聞いている音で、札幌のまちや文化を象徴するものは何か、また、異文化の観点からブラガの生徒たちの興味を引くものは何かを考えます。そして、その音をタブレット端末で録音し、ブラガに送信します。札幌の生徒には、ブラガの生徒から同様に選定された音声ファイルが送られてきます。
次に、各校の生徒が「想像力」と「創造力」をつかって絵を描きます。音に込められた想いをあらゆるツールを駆使して表現する前衛的なものや抽象的なものから、音の正体を調べて、より文化的に正確な建物や物を表現する写実的なものまで、どのような絵でも受け入れられます。自由度が高いことから、生徒たちは創造力を限りなく発揮しながら、新しい文化について学ぶことができるのです。
最後に、これらの音と絵画はシルキートの専門チームに送られ、高品質のオンラインサウンドマップが作成されます。画像を1度クリックすると音が再生され、もう1度クリックすると停止します。複数の音を同時に聴くことができ、あたかも自分がその音の環境の中にいるような感覚を味わうことができます。
ミニサウンドマップの授業・プロジェクトに向けた生徒の実績のまとめ(PDF:583KB)
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