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更新日:2023年11月29日

ライオン「クレイ」の展示について(11月29日追記)

クレイ3

ライオン「クレイ」(10月23日撮影)

【令和5年(2023年)11月29日追記】

円山動物園における今後のライオン飼育の方向性について


【令和5年(2023年)11月10日追記】

 ・「クレイ」と「イト」の今後について

 「クレイ」と「イト」の今後につきまして、多数の方からご心配やご批判のご意見をお寄せいただきました。

 11月9日の追記には、当園の考えを掲載させていただきましたが、皆さまからいただいたご意見を受け止め、良好な動物福祉の確保や動物園が果たすべき教育的環境の提供に向けて、あらためて「クレイ」と「イト」の飼育方法等を検討して、ご報告いたします。


【令和5年(2023年)11月9日追記】

・クレイの展示について

旭山動物園から新たに来園したライオンのイトに、円山動物園の環境に少しずつ慣れてもらうため、カバ・ライオン館の一部の屋内展示エリア(ブチハイエナ・ライオン)を再度閉鎖いたします。したがって、クレイもしばらくの間、再び観覧できなくなります。ブチハイエナは屋外放飼場に出ている際にご覧いただけます。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。


・クレイとイトの今後について

当園への今回のライオン2頭の導入は、容姿が大きく異なるライオンのオスをメスを同時に飼育展示し、来園者のみなさまにライオンの生態および生息地アフリカの状況を学んでいただくことを目的としています。

動物福祉の観点から、群れ(プライド)を作るライオンは、できるだけ同居させることが望ましいため、同居が可能と判断する場合は、オス・メスの容姿が整って繁殖能力を持つ頃に、どちらかの個体に避妊処置(パイプカットまたはホルモン製剤埋め込み)をしたうえで同居させる予定です。

しかし、クレイは人工哺育で飼育員と濃厚に接して育ったため、ライオン(イト)と上手く接することができず同居は困難であると判断する場合は、やむを得ず別居させることとなります。

現在の当園のライオン獣舎の面積や寝室数は、繁殖して群れ飼育を行うには十分ではなく、施設改修を検討しつつも、現状においては困難である状況を勘案し、クレイとイトによる繁殖は考えておりません。

ライオンのクレイとイトは、アフリカの食物連鎖の頂点に君臨する大型肉食獣であるという視点で観察していただけるよう取り組んでまいります。



【令和5年(2023年)10月31日追記】

ライオン「クレイ」につきましては、ルールを守ってご観覧いただき、ありがとうございます。

混雑ならびに事故防止のため、令和5年11月1日(水曜日)の開園から、カバ・ライオン館2階のハイエナ展示場⇒ライオン展示場⇒1階エランド展示場前までを、一方通行とさせていただきます。

カバ・ライオン館の2階ハイエナ側出入口は、入館専用となります。

また、1階エランド展示場から2階ライオン展示場へ向かうことができません。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。


【令和5年(2023年)10月29日追記】

ライオン「クレイ」は、円山動物園の環境にだいぶ慣れてきた様子です。そのため、令和5年10月30日(月曜日)の開園から、カバ・ライオン館の屋内はガラス面、屋外は柵から一定の距離を取った形で、一般公開を開始いたします。

お子様にご配慮いただき、譲り合ってご観覧くださるようお願いいたします。

なお、「クレイ」の体調に変化があった場合は、公開を中止することがありますのでご了承ください。

また、ライオン「イト」の来園後は、イトが環境に慣れるまで、再度カバ・ライオン館の一部の屋内展示エリアを閉鎖する予定です。


【令和5年(2023年)10月11日追記】

令和5年10月11日午前、愛媛県立とべ動物園からライオン「クレイ」(オス、1歳)が無事に到着しました。一般公開の時期につきましては、「クレイ」の様子を見ながら検討いたしますので、決まりましたらお知らせいたします。

なお、円山動物園の環境に少しずつ慣れてもらうため、一般公開の開始まで、カバ・ライオン館の一部の屋内展示エリア(ライオンとブチハイエナ)を閉鎖いたします。ブチハイエナは、屋外展示場に出ている場合にご観覧いただけます。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。


【令和5年(2023年)8月30日掲載】

令和4年(2022年)2月にライオン「リッキー」が死亡して以来、飼育しておりませんでしたライオンにつきまして、このたび、愛媛県立とべ動物園から「クレイ」(オス、1歳)が来園する予定となりましたので、お知らせいたします。

移動は秋頃を予定しておりますが、安全に作業を行うため、詳細な日程の公表は控えさせていただきます。

なお、来園後も暮らしが落ち着くまでは観覧を制限させていただき、一般公開などの予定については、健康状態や獣舎への馴化の状況を見ながら、改めてホームページ等でお知らせいたします。


【来園予定の個体】

性別:オス

愛称:クレイ

生年月日:令和4年(2022年)5月5日(愛媛県立とべ動物園生まれ)


【ライオン豆知識】

サハラ砂漠以南のアフリカ大陸、インド北西部に分布。ネコ科では珍しく、オス1~2頭、メス3~6頭のプライドと呼ばれる群れを作って生活する。オスは体重250kgを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種で、狩りは主にメスの集団が連携して行う。オスは2歳前後でたてがみが発達する。

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428