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ライオン「イト」
【令和5年(2023年)11月29日追記】
【令和5年(2023年)11月10日追記】
・「クレイ」と「イト」の今後について
「クレイ」と「イト」の今後につきまして、多数の方からご心配やご批判のご意見をお寄せいただきました。
11月9日の追記には、当園の考えを掲載させていただきましたが、皆さまからいただいたご意見を受け止め、良好な動物福祉の確保や動物園が果たすべき教育的環境の提供に向けて、あらためて「クレイ」と「イト」の飼育方法等を検討して、ご報告いたします。
【令和5年(2023年)11月9日追記】
・ライオン「イト」の来園について
令和5年11月8日午後、旭川市旭山動物園からライオン「イト」(メス、1歳)が無事に到着しました。円山動物園の環境にゆっくり慣れてもらうため、カバ・ライオン館の一部の展示エリア(ブチハイエナ・ライオン)を閉鎖いたします。一般公開の時期については、「イト」の様子を見ながら検討いたしますので、決まりましたらお知らせいたします。
したがって、「クレイ」もしばらくの間、再び観覧できなくなります。ブチハイエナは屋外放飼場に出ている際にご覧いただけます。
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
・ライオン「クレイ」と「イト」の今後について
当園へのライオン2頭の導入は、容姿が大きく異なるライオンのオスとメスを同時に飼育展示し、来園者の皆様にライオンの生態および生息地アフリカの状況を学んでいただくことを目的としております。
動物福祉の観点から、群れ(プライド)を作るライオンはできるだけ同居させることが望ましいため、同居が可能と判断する場合は、オス・メスの容姿が整って繁殖能力を持つ頃に、どちらかの個体に避妊処置(パイプカットまたはホルモン製剤埋め込み)をしたうえで同居させる予定です。
しかし、クレイは人工哺育で飼育員と濃厚に接して育ったため、ライオン(イト)と上手く接することができず同居は困難であると判断する場合は、やむを得ず別居させることとなります。
現在の当園のライオン獣舎の面積や寝室数は、繫殖して群れ飼育を行うには十分ではなく、施設改修を検討しつつも、現状においては困難である状況を勘案し、クレイとイトによる繫殖は考えておりません。
ライオンのクレイとイトは、アフリカの食物連鎖の頂点に君臨する大型肉食獣であるという視点で観察していただけるよう取り組んでまいります。
【令和5年(2023年)8月30日掲載】
令和4年(2022年)2月にライオン「リッキー」が死亡して以来、飼育しておりませんでしたライオンにつきまして、このたび、旭川市旭山動物園から「イト」(メス、11か月)が来園する予定となりましたので、お知らせいたします。
移動は秋頃を予定しておりますが、安全に作業を行うため、詳細な日程の公表は控えさせていただきます。
なお、来園後も暮らしが落ち着くまでは観覧を制限させていただき、一般公開などの予定については、健康状態や獣舎への馴化の状況を見ながら、改めてホームページ等でお知らせいたします。
【来園予定の個体】
性別:メス
愛称:イト
生年月日:令和4年(2022年)9月12日(旭川市旭山動物園生まれ)
【ライオン豆知識】
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸、インド北西部に分布。ネコ科では珍しく、オス1~2頭、メス3~6頭のプライドと呼ばれる群れを作って生活する。オスは体重250kgを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種で、狩りは主にメスの集団が連携して行う。オスは2歳前後でたてがみが発達する。
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