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クロザル「アサギ」
【令和7年7月31日掲載】
クロザルの「アサギ」(雄、20歳)が7月31日(木曜日)に死亡しましたのでお知らせいたします。
「アサギ」は、2019年に糖尿病と診断されており、その後、ハズバンダリートレーニング下で毎日のインスリン投与と定期的な血糖値測定による治療を継続しておりました。
https://www.city.sapporo.jp/zoo/research/2024/2024_01.html
糖尿病の病態のコントロールは安定してできており、元気食欲も良好な状態を保つことができておりましたが、7月22日から、食欲不振と活力の低下が認められるようになりました。
血液検査で明らかな異常が認められなかったことから、温度管理や給餌内容の変更による食欲の改善を試みていましたが、食欲の改善が乏しく、このまま食欲が改善せずに糖尿病の治療もできなくなると生命にかかわることから、詳細な状態を把握し、今後の治療方針を決定するため、7月31日に麻酔下での検査を試みたところ、麻酔中に心停止状態となりました。
動物病院にて蘇生処置を実施しましたが残念ながら、午前11時に死亡を確認いたしました。
今後、病理解剖を行い、その診断結果については改めてお知らせいたします。
【個体情報】
生年月日:平成17年(2005年)5月25日生まれ
死亡年月日:令和7年(2025年)7月31日(20歳)
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