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ユキヒョウ・シジム(メス)
【令和4年4月24日更新】
4月19日から実施していた同居について、4月24日に無事、終了いたしました。引き続き、シジムの体調等については、慎重に観察してまいります。
なお、これに伴い、4月24日からユキヒョウの観覧を再開しております。
【令和4年4月19日更新】
この度、シジム(メス)に強い発情が確認できたことから、今シーズン(2021-2022年)のアクバル(オス)との同居を再度、実施することといたしました。
今年3月30日にシジムは3頭の仔を出産しましたが、いずれも死産でした。
年齢的にシジムにとって繁殖の機会が限られてきたため、残り僅かの可能性を大切にしたいと考えています。
同居にあたり、しばらくの間、寒帯館を閉鎖するためユキヒョウをご覧いただけなります。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
【令和3年12月23日更新】
公益社団法人日本動物園水族館協会が推進する国内ユキヒョウ管理計画では、現在の個体数減少を踏まえると、遺伝的多様性を維持しながら、より多くの繁殖ペアを形成し、繁殖を推進する必要があるとしております。
コハクの死亡後、繁殖優先度の高いシジムのペア形成について種別計画管理者と検討を進めてきたところですが、今シーズンは、過去に実績のある当園で飼育するアクバル(オス)とシジム(メス)で、繁殖に向けた同居を実施することとなりましたのでお知らせします。
同居の実施にあたり、ユキヒョウを観覧できなくなる場合がございますので、ご了承ください。
なお、事前に策定した同居計画に基づいて職員を獣舎に配置し、事故防止等の安全対策に努める予定です。
1.ユキヒョウ「アクバル」と「シジム」について
・アクバル:オス、2005年6月多摩動物公園生、2006年3月来園
・シジム:メス、2010年5月スウェーデンNordens Ark動物園生。
2.実施期間
令和3年(2021年)12月中旬から繁殖期が終了する令和4年6月までの発情時期(期間中はメスの発情兆候に合わせて同居を実施します)
3.同居方法
檻越しのお見合いから始め、2頭の状態を確認しながら、徐々に扉を開放して同居を進めていきます。
なお、平成31年に、この2頭で繁殖を目的とした同居を実施し、大きな闘争は見られませんでした。同年5月には出産に至っていますが、出生後まもなく仔は死亡しています。
4.同居場所
寒帯館ユキヒョウ舎の寝室4部屋を使用します(右図のピンク色の部屋)。寝室での同居においてペアの状態が良好であると判断した場合、屋外での同居も実施します(右図の水色の部屋)。
5.監視体制
同居計画に基づき、役職者及び獣医師各1名、飼育員3名以上で同居を見守ることとし、万が一の際には散水、騒音(爆竹など)等で気をそらし、扉を適宜開閉して個体を分けます。
6.ユキヒョウの展示について
同居を実施している時間帯は、右図のとおり、寒帯館周辺の立入りを制限するため、ユキヒョウをご覧いただけません。同居が順調に進んだ場合は、終日を通して観覧できない場合もあります。
ユキヒョウ・アクバル(オス)
同居場所
寒帯館の閉鎖について
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