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更新日:2024年2月29日

アジアゾウの展示個体について

アジアゾウは、東南アジアなどの熱帯に生息する動物で、冬期間の外気温が氷点下となる札幌では、体調を考慮しゾウ舎屋内施設で終日、過ごしております。

このため、アジアゾウが過ごす屋内施設のうち、屋内非展示エリアと屋内展示場を定期的に入れ替えることで刺激を与え、ストレスを軽減する必要があることから、過ごす場所を曜日によって変化させることとしております。

現在のアジアゾウの展示個体については、次のとおりです。

終日、非展示エリアで過ごす個体については、皆様にご観覧いただくことができなくなります。
ご理解とご協力をお願いいたします。

アジアゾウの展示状況

個体名
シーシュ(オス) × × × × × × ×
シュティン(メス)
ニャイン(メス)
パール(メス)・タオ(メス)

※ご覧いただけない個体(上記表の「×」)は、屋内展示場2(非展示エリア)での飼育となります。
※現在、オスに発情に伴う行動が確認されていることから、屋内展示場1(展示エリア)での飼育ができない状況となっております。
オスの展示を再開する場合は、改めてお知らせします。

※展示個体(上記表の「○」)であっても、トレーニングのため一時的にご覧いただけない場合がございます。
※ゾウの体調等を理由に、展示個体を変更する場合があります。

ゾウ舎屋内展示場

観覧時間

9時30分(開園時間)~16時00分

9時30分から11時00分は清掃のため、アジアゾウをご覧いただけない場合がござます。
16時以降は、清掃を行うためアジアゾウは観覧できなくなります。ご了承ください。

場所

ゾウ舎屋内展示場
※天候によっては一時的に屋外に放飼する場合がございます。

 

取材を希望される報道機関の方へ

アジアゾウ「タオ」の個体情報

  1. 出生日:令和5年8月19日
  2. 性別:メス
  3. 体重:405kg(2月28日測定時)
  4. 両親について

・母親:アジアゾウ、愛称:「パール」、2018年11月にミャンマー連邦共和国から寄贈(2003年9月12日生)

・父親:アジアゾウ、愛称:「シーシュ」、2018年11月にミャンマー連邦共和国から寄贈(2008年8月4日生)

アジアゾウ豆知識

  • 分類:長鼻目ゾウ科
  • 分布:南アジア、東南アジアの森林に生息
  • 形態:体長はオスで5.5~6.4m、体高2.5~3m、体重はオスで4t~5t、メスで2~3t。

一般的に牙(切歯)はオスが大きく、メスは小さいが、オス・メスともに生えないこともある。

  • 生態:草、植物の根、木の葉や枝、果実などを食べる。

メスとその子どもを中心とした群れで行動し、オスは成熟すると群れを離れて1頭で過ごす。

妊娠期間は約22ヵ月で、1回の出産で1頭を産む。

森林伐採・農地開拓による生息域である森林の消失や分断などにより、生息数が減少している。

IUCNレッドリスト:絶滅危惧種(EN)。


このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428