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アジアゾウ「パール」と仔ゾウ(9月1日撮影)
【令和5年9月15日更新】
9月15日(金曜日)より、アジアゾウの仔の一般公開と愛称投票が始まりました。詳しくはこちらのページをご覧ください。
【令和5年8月22日更新】
アジアゾウの「パール」の出産について、たくさんのお祝いのお言葉ありがとうございます。
その中で、出産を控えるパールの四肢の鎖(アンクレット)についてお問合せがありましたので、ご説明いたします。
アジアゾウ「パール」の四肢に装着しております鎖は、正常な出産にならず、飼育担当や獣医の介入が必要となった場合にのみ、四肢を檻に固定し、人と「パール」の安全を確保するためのもので、出産の兆候が見られたタイミングで取り付けました。
今回、無事に出産したため、鎖を使うことはなく、翌日には外しています。ご理解いただけますと幸いです。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
また、日々のパールと仔ゾウの様子については、ホームページやSNS(X、Instagram)を活用しできる限り発信していきたいと考えております。なお、来園者向けには、ゾウ舎入口に仔ゾウの様子をお知らせするボードを設置しております。
ご理解いただけますと幸いです。
【令和5年8月20日掲載】
アジアゾウの「パール」(2003年9月12日生まれ、19歳)が、令和5年(2023年)8月19日(土曜日)に、無事に仔ゾウ1頭を出産しました。現時点で性別は不明です。
当園では、平成30年(2018年)11月にミャンマーからアジアゾウ4頭が来園して以降、繁殖に取り組んでまいりました。父親は「シーシュ」(2008年8月4日生まれ、15歳)です。
アジアゾウ「パール」は、今月に入り、出産か近づいてきた兆候と思われる行動が観察できるようになり、15日に黄体ホルモンの急激な低下が確認されました。アジアゾウでは、出産前に黄体ホルモンが急激に低下することが報告されており、同日から24時間の監視体制で見守っていたところ、19日21時50分ごろに陣痛が始まり、同日22時39分に1頭の仔ゾウを出産しました。
現在のところ、パールも仔ゾウも健康状態に異常はなく、授乳も確認されております。
なお、アジアゾウの出産は、当園では初、北海道でも初となります。また、当園が取り入れている準間接飼育下(※)でのアジアゾウの出産は、国内で初となります。
安心して仔育てできる静かな環境を用意するため、現在、ゾウ舎の屋内展示場は閉鎖しておりますが、状況を見守りながら、皆様に1日でも早くご覧いただけるよう、準備を進めてまいります。
1 アジアゾウの仔について
生年月日:令和5年(2023年)8月19日(土曜日) 22時39分頃
性別:不明
全長(頭からお尻まで):推定90cm程度
体重:推定90kg程度
2 個体情報
(1) メス
愛称:パール
生年月日:2003年9月12日(19歳)
(2) オス
愛称:シーシュ
生年月日:2008年8月4日(15歳)
3 当園での繁殖状況
なし
※国内では17例目。道内初。
※当園が取り入れている準間接飼育下(※)でのアジアゾウの出産は、国内初。
(※)準間接飼育:専用に作られた防護壁設備を介して飼育員や獣医師がゾウと同じエリアに入ることなく採血や体洗いなどの管理を行う飼育方法。ゾウにとってはストレスが少なく、飼育員や獣医師にとっても安全に飼育管理を行うことができる方法として、近年世界的に導入が進んでいる。
仔ゾウ(8月22日撮影)
ゾウ舎入口に設置したボード
アジアゾウ「パール」と生まれた仔ゾウ(8月20日撮影)
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