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更新日:2023年1月16日

子どもと歯の健康

歯の健康

もくじ

☆赤ちゃんの歯と口の健康☆

☆むし歯予防の3つの習慣☆

 

☆赤ちゃんの歯と口の健康☆

口には、「食べる」「話す」「笑う」など、生活をするうえで大切な役割があります。離乳食を食べる経験を通して、食べることの基礎をつくる大切な時期です。同時にむし歯予防にも取り組み始めながら、ご家族みんなでお子さんの健康な歯と口を育てましょう。

口の機能と発達のめやす

歯みがきステップ

 

口の機能と発達のめやす

あかちゃんは母乳やミルクは本能的に飲むことができますが、食べることは体験をくり返しながら少しずつ身についていきます。

 

生後数か月の口の機能

形のあるものを口に入れると、本能的に舌で押し出すことができます。

口の周りを触るなどスキンシップを取りながら、お口の感覚を育てます。

5~6か月頃の口の機能

口に入ったなめらかな状態の食品を、口を閉じて飲みこむことを覚えます。

この時期は離乳食を始める時期です。

自分の指を口に入れて遊びますが、無理にやめさせる必要はありません。

なんでも口の運びますので、口に入れても安全なおもちゃを準備しましょう。

お口の感覚も育つ時期なので、お口の周りを優しく触るなどのスキンシップを取りましょう。

 

7~8か月頃の口の機能

食べ物を下と上あごでつぶして飲み込むことを覚えます。

歯が生え始める時期でもあります。

歯の本数に関わらず、離乳食を段階的にすすめることでかむ力や飲み込む力が発達します。

 

 

味覚や習慣も育ちます

5か月過ぎ頃から赤ちゃんの味覚はどんどん発達します。赤ちゃんは特に甘い味を本能的に好み、甘味が強いほど好んで欲しがります。
赤ちゃんから幼児期の甘味の取り方には「味を覚える時期」という観点から特に注意が必要です。
市販のジュースやイオン飲料などの甘い飲み物を日頃から飲んでいると、甘い味に慣れてしまいます。
水分補給はお茶やお水にしましょう。
むし歯予防のためにも糖分が多くなりすぎない食習慣に心がけましょう。

 

唾液も大切

赤ちゃんは、唇の力やお口の溜まっただ液を飲みこむ力が未発達なので、よだれが多く出てしまいます。
離乳食や遊びによってお口への刺激の機会が増えると、唇やお口を閉じる力、飲みこむ力も育つのでだ液がお口から出てしまうことも減ってきます。
だ液には「お口の環境を整える」「味覚を豊かにする」「消化を助ける」などの大切な働きがあります。食べる・笑う・お話しするなど、たくさんお口を動かすことが、だ液の分泌を促し、お口の健康も守ります。

歯みがきステップ

歯がはえる前

触れられることに慣れる習慣を
日ごろから遊びや親子体操などを通じて口の周りに触られることに慣らし抵抗感をなくしておきましょう
お子さんをお膝に寝せ、お口の様子が良く見える安全な態勢で歯みがきの習慣を作ることが歯みがきのコツの一つです。歯が生える前から、ご家族のお膝に寝転ぶなどスキンシップを通して触れられることに慣れる習慣を作りましょう。

 

ご家族が楽しそうに歯みがきする様子を見せてあげましょう

お子さんは家族がしていること、楽しそうな様子を見ながら様々なことに興味を持ち、学習します。見ることや経験を通して歯みがきの習慣作りの基礎を作りましょう

 

歯がはえてきた

歯が生えたての頃は、ガーゼなどで慣らしながら、徐々に歯ブラシを軽く歯にあててみましょう。まず口の中をみてあげることから始めましょう

 

歯が1本でも生え始めたら、ジェル・泡・スプレー状のフッ化物入り歯磨剤を使い始めましょう

フッ化物配合歯みがき剤の使用量めやす。2歳までは切った爪の先程度の量。3歳から5歳頃ははぶらしの先端5ミリ以下の量。

 

むし歯予防教室に参加しましょう

西保健センターでは1~2歳までのお子さんを対象にむし歯予防教室を開催しています

詳しく乳幼児健診などでご案内しています。

チャレンジむし歯ゼロセミナー日程

 

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☆むし歯予防の3つの習慣☆

むし歯予防のコツ1

口の中はふだんは、ほぼ中性。食べ物を食べると口の中は酸性になり、食べる量とは関係なく、回数・時間が多いほど、口の中が酸性の状態が長くなるのでむし歯になりやすくなります。

また、就寝中は唾液の分泌が少なく酸性になりやすいので、夜寝る前の甘いおやつや飲みものはむし歯を作りやすくします。

 

おやつは回数を時間を決めることで、口の中が酸性化する時間が短くなりむし歯予防になりにくい環境を保つことができます。

 

時間を決めずにだらだら食べる習慣や、甘い飲み物を頻繁に飲む習慣が、むし歯になりやすいお口の環境を作ります。

 

むし歯予防食習慣のまとめ。食事や間食は時間を決めて食べましょう。間食イコール甘いものにならないよう心がけましょう。水分補給はお茶かお水でとる習慣を育てましょう。

 

むし歯予防のコツ2

 

定期的な歯科健診・フッ素

フッ素は歯の質を強くし、むし歯菌がむし歯を作る力を弱めます。「歯科医院」と「ご家庭」であわせて使い続けるとより一層効果が高まります

歯科医院でフッ化物塗布

  • 1歳前後、上下の前歯がそろう頃から始めます
  • 1年に2回以上定期的に塗りましょう
  • 回数や頻度はお口の環境や生活習慣により変わりますので、歯科医院で相談しましょう

ご家庭でフッ化物入り歯磨剤

  • 毎日の仕上げみがきでフッ化物入り歯磨剤を使うとむし歯予防に効果的!
  • ぶくぶくうがいがまだできない時期にも使える、研磨剤が含まれていないジェル状・泡状・液体(スプレー)のフッ化物入り歯磨剤もあります
  • お子さんの成長に合ったフッ化物入り歯磨剤や使い方について、かかりつけ歯科医師や保健センターに相談しましょう

 

フッ化物塗布のむし歯抑制効果は20~50%。フッ化物配合歯磨剤のむし歯抑制効果は15~30%

 

札幌市ではお子様の歯とお口の健康のため、歯科医院でのフッ化物塗布をお勧めしています

親子で通える歯科医院を見つけて、家族で定期的な歯科健診を受けましょう

西区版札幌市フッ化物塗布実施歯科医療機関

(札幌市保健所ホームページ)

 

 

むし歯予防のコツ3

月齢と共にむし歯になりやすい場所が増えてゆきます。赤い部分はむし歯になりやすい場所です。

むし歯になりやすいところは、歯ブラシとデンタルフロスを使い丁寧にみがきましょう。

乳歯のむし歯になりやすい部位。0~2歳は上の前歯の歯の付け根と歯と歯の間。3歳以降は奥歯の歯と歯の間、溝。5歳以降は大人の歯が生え始めますが、生えかけの歯もむし歯になりやすい。

 

歯ブラシの持ち方・選び方・

歯ブラシは「仕上げみがき用」歯ブラシで。えんぴつのように持つとバランスの良い力加減でみがくことができますよ!

 

 

お子さん自身が使う歯ブラシは、喉付き事故防止や安全確保のため「安全対策をした歯ブラシ」を使いましょう

 

 

仕上げみがきは、お子さんを仰向けの態勢にしてみがきましょう

 

仕上げみがきお子さんの腕を保護者の足の下に固定。20~30秒程でみがきます

お子さんが体調の悪い時は無理せず、回復後から歯みがきを再開しましょう

 

歯みがきを嫌がる時は

3歳くらいまでは、仕上げ磨きを嫌がるお子さんがほとんどです。

歌を歌ったり、できるだけ楽しい雰囲気で優しく、手早くみがきましょう。頑張った後にはしっかりほめてあげましょう。

毎日の習慣として繰り返すうちにいずれ泣かずに口を開けてくれるようになります。めげずに続けましょう。

むし歯予防教室に参加しましょう

西保健センターでは1~2歳までのお子さんを対象にむし歯予防教室を開催しています

詳しく乳幼児健診などでご案内しています。

チャレンジむし歯ゼロセミナー日程

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このページについてのお問い合わせ

札幌市西区保健福祉部健康・子ども課

〒063-0812 札幌市西区琴似2条7丁目1-20

電話番号:011-621-4241

ファクス番号:011-641-0392

※食中毒等による健康被害の発生や児童虐待など、緊急の対応が必要な場合は、直接お電話にてご連絡願います。