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明治29年(1896年)、月寒に独立歩兵大隊が置かれ、後に歩兵25連隊に改編されました。同連隊は、現在の月寒東1-3から東2-8にまたがる広大な敷地を持っていました。この松は兵営の正門前に植えられた2本の松の1本で、多くの兵士が出征するのを見送った松です(写真左)。歩兵25連隊の兵舎群は、昭和20年(1945年)10月から22年(1947年)までアメリカの進駐軍が「キャンプ・シーテンバーグ」として使用しました。(豊平区月寒中央通5丁目)
昭和8年(1933年)当時の正門前(札幌市公文書館蔵)