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かつて道内では唯一の東京への定期航空路を持っていた札幌飛行場の正門跡で、現在は門柱のみが残されています。この飛行場は大正15年(1926年)、旧北海タイムス社が報道用のため、北24条以北を滑走路として使用したことに始まります。兵2万5千人が集まった昭和11年(1936年)の陸軍特別大演習の観兵式は、この飛行場で行われました。また、戦時中は兵器工場や製鉄所がある室蘭の防空のため、陸軍飛行第13戦隊が配備されましたが、終戦に伴い、飛行場は閉鎖されました。