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更新日:2018年12月3日

冬こそオススメ!円山動物園

円山動物園は冬も開園中!(休園日は休園日カレンダーをご覧ください)

円山動物園は、冬も元気に開園中です!
このページでは、冬ならではの動物の観察ポイントをご紹介するほか、寒さをしのぐ休憩スポットなどをご紹介します!
冬こそ円山動物園!

冬の円山動物園 3つのオススメ

寒い冬にこそ活動的になる動物がたくさん!

ホッキョクグマやユキヒョウ、アムールトラなど、寒さに強く、冬にこそ魅力が増す動物たちを雪の中でご覧いただけます。
ニホンザルたちは豊かな被毛に生え変わり、エゾユキウサギは真っ白になり、私たちの目を楽しませてくれます。
このページでは、そんな冬に活動的な動物たちの観察ポイントをお伝えします!

寒さが苦手な動物も屋内で観察できる!

円山動物園では、雪の積もる冬でもほとんどの動物たちを観察していただけるようになっています。
寒さが苦手な動物たちは屋内で暮らしていますので、建物内でご覧ください。
時々屋外に出ているときもありますが、雪を背景にした珍しい瞬間ですのでシャッターチャンスです!

体を温めながら動物を観察できる場所も!

動物たちのすぐそばにある休憩所では、ゆっくりと休みながら動物たちの行動を観察できます。
温かい飲み物や軽食を持って、時間をかけて動物たちを見つめてください。
  

冬に活動的な動物たち

 ホッキョクグマ PolarBear

ホッキョクグマ4 ホッキョクグマ館地図

ホッキョクグマは、北極圏の海氷を生活の場として、アザラシなどを捕食して生活しています。
北海道の(ヒトにとっては)寒い冬でも普段通りの生活を送っています。
ぜひプールを泳ぎ回ったり、雪の上でくつろぐホッキョクグマたちの姿をご覧ください。
動物紹介のページへ

冬のホッキョクグマ観察ポイント

  • 肉食性の陸上生物最大の大きな体
    ホッキョクグマは肉食性の陸上生物で最大の体を持っています。
    その体に大量の脂肪を蓄えて、エネルギー源とします。
    大きな体は、寒い環境での体温維持にも役立ちます(ベルクマンの法則)。
    ホッキョクグマ
  • 耳が他のクマ類に比べて小さい
    ホッキョクグマはその体の大きさに対して小さい耳をしています。
    小さい耳は、熱が逃げにくく、凍傷になりづらいため、寒い環境に適しています(アレンの法則)。
  • 毛が透明でストロー状
    意外かもしれませんが、ホッキョクグマの毛は白色ではなく透明です。
    そのおかげで、日光が黒い地肌にとどき、熱を吸収することができます。
    また、その毛の内部は空洞になっており、保温力が高く、水中での浮力にもなると言われています。
  • 足裏にも毛が密集
    ホッキョクグマは足の裏にもびっしり毛が生えており、生活の場である氷の上でも滑りにくくなっています。
    ホッキョクグマ館の水中トンネルでは、実際にホッキョクグマの足の裏を観察することができます。
    ホッキョクグマ2 ホッキョクグマ3
    (写真左=足裏に注目、右=水中トンネルで見上げてみよう)

 アムールトラ AmurTiger

アムールトラ1 寒帯館地図

アムールトラは、トラの仲間でもっとも寒い地域に棲んでおり、体の大きさもトラ最大級です。
北海道の(ヒトにとっては)寒い冬でも全く平気です。
ぜひゆったりと暮らすアムールトラの姿をご覧ください。
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冬のアムールトラ観察ポイント

  • トラ最大級の大きな体
    アムールトラはトラ及びネコ科でも最大級の体を持っています。
    大きな体は、寒い環境での体温維持にも役立ちます(ベルクマンの法則)。
    アムールトラ2
  • 冬は毛が3倍近く伸びる
    アムールトラは、きわめて寒冷な地域に生息していることから、トラの中でも深く長い体毛を持っています。
    背中の毛で言うと、夏は約1.5cmに比べ、冬は4~5cmになるため、3倍近く伸びることが分かっています。
    首周りの毛は背中よりもさらに長くなります。

 ユキヒョウ SnowLeopard

ユキヒョウ1 寒帯館地図

ユキヒョウは、標高600~6,000mにある岩場や草原・樹高の低い針葉樹林等に生息しています。
北海道の(ヒトにとっては)寒い冬でもへっちゃらです。
ぜひ雪の上で暮らすユキヒョウの姿をご覧ください。
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冬のユキヒョウ観察ポイント

  • バランスをとるための太い尾
    太い尾はユキヒョウの特徴でもあります。
    急な斜面や雪山での移動中に体のバランスをとるのに役立ちます。
  • 冬は毛が伸びる
    ユキヒョウは全身が長い体毛で覆われていますが、低温の高山帯に適応するため、冬はさらに毛が伸びます。
  • 幅広い鼻腔
    ユキヒョウの幅広い鼻腔は、吸い込んだ空気を温め、肺に冷たい空気が入らないようにする働きがあります。
    ユキヒョウ2
  • 体毛で覆われた足裏
    足の裏は体毛で覆われ、防寒の役割のほか、接地面積を大きくすることで雪面でも滑りにくくなっています。
    ユキヒョウ3
  • 体の割に小さな丸耳
    ユキヒョウはその体の割に丸く短い耳をしています。
    小さい耳は、熱が逃げにくく、凍傷にもなりづらいため、寒い環境に適しています(アレンの法則)。
    また、耳も密な体毛で覆われています。

 シセンレッサーパンダ RedPanda

レッサーパンダ1 高山館地図

シセンレッサーパンダは、標高1,500~4,800mにある森林や竹林に生息しています。
寒くても全く平気ですが、暑さにはとても弱く、夏が苦手です。
雪の中を動き回るシセンレッサーパンダの姿をご覧ください。
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冬のシセンレッサーパンダ観察ポイント

  • 寒い冬の方が活動的
    レッサーパンダは暑い夏がとても苦手です。
    日本の中では比較的涼しい夏の円山動物園でも、レッサーパンダの屋内展示場(アジアゾーン高山館)では冷房を入れています。
    反対に秋に入って涼しくなると活動的になり、冬の寒い時期においてもそれは変わりません。
    雪の中を活動的に動き回る様子を観察してみてください。 
    レッサーパンダ2
  • 四肢の裏にも毛が生えている
    レッサーパンダは、足の裏も体毛で覆われており、雪の積もった樹上でも滑りにくくなっています。
    レッサーパンダ3

 ニホンザル JapaneseMacaque SnowMonkey

ニホンザル1 サル山地図

ニホンザルは、ヒト以外の霊長類の中で最も北に生息しています。
北海道の寒い冬も様々な工夫で乗り切ります。
ぜひ雪の中で暮らすニホンザルたちの姿をご覧ください。
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冬のニホンザル観察ポイント

  • 気温の低下に合わせて厚くなる体毛
    ニホンザルは、顔と臀部以外の全身が体毛で覆われており、気温の低下に併せて厚くなります。
    この体毛のおかげで、ニホンザルは氷点下20度の寒さにも耐えられるそうです。
  • 冬は主に樹皮や芽を食べる
    ニホンザルは雑食で、果物などを好みますが、野生の冬には果物はありません。
    冬は木の皮や芽を食べています。
  • 寒さを感じない“尻だこ”
    ニホンザルの臀部(お尻)には、尻だこというものがあります。
    この尻だこは神経の通っていない角質でできており、雪山に座っても冷たくありません。
    ニホンザル2
  • 複数頭でかたまる“サル団子”
    ニホンザルは寒さをしのぐために数頭が固まって暖をとります。
    この様子はサル団子と言われています。
    ニホンザル3

 エゾリス HokkaidoSquirrel

エゾリス1 こども動物園地図

エゾリスは、北海道の寒い冬も冬眠せずに乗り切ります。
ぜひ北海道の動物であるエゾリスたちの姿をご覧ください。
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冬のエゾリス観察ポイント

  • 冬は毛色が灰褐色になる
    エゾリスの体毛は、夏は茶色、冬は灰褐色になります(腹部は通年で白色)。
    これは周囲に溶け込むための保護色の役目を果たしています。
    また、冬のみ、ふさふさした耳毛が生えるなど、季節で見た目の特徴が変わります。
    エゾリス3 エゾリス2
    (写真左=夏季、右=冬季)
  • 春と冬は朝から活動的
    活動的になる時間帯は季節によって違いがあり、春は朝から活動し、夏は日の出から日没まで、秋は昼頃、冬は朝に活動することが多くなります。
  • 積雪期でも秋に埋めておいたエサを探し出せる
    冬眠せず真冬も活動するため、秋の間に木の実などを地面に埋めておく習性があります。
    積雪期でも根雪を50~60cm掘って潜り、埋めたエサを探し出す能力をもっています。

 エゾユキウサギ MountainHare

 

エゾユキウサギ1 こども動物園地図

エゾユキウサギは、北海道に生息しており、とても憶病かつ神経質で、飼育管理が難しい種です。
円山動物園では飼育・繁殖ともにうまくいき、この貴重な動物を集団で観察することができます。
ぜひ北海道の動物であるエゾユキウサギたちを観察してください。
動物紹介ページへ

 

冬のエゾユキウサギ観察ポイント

  • 冬は毛色が白色になる
    エゾユキウサギは、毛の色が季節によって異なり、夏季は褐色、冬季は白色になります。
    毛の色が変わることはエゾユキウサギの大きな特徴の一つで、景観に溶け込み、捕食者に見つかりにくい保護色として役立っています。
    換毛の大きな要因は外気温ではなく、日照時間の変化が関係しているといわれています。
    エゾユキウサギ3 エゾユキウサギ4 エゾユキウサギ2
    (写真左=夏季、中=毛替わり途中、右=冬季)
  • 冬は1日中活動する
    野生下のエゾユキウサギたちは、夏季は夜に活動するのが基本です。
    しかし、冬季はエサが少ないため、昼から採食活動を行い、雪に埋もれた植物を掘りだしたり、木の枝などをかじったりします。
    冬は行動時間が長くなるため、エゾユキウサギの観察にはオススメです。

 

 ベルクマンの法則

 1847年、クリスティアン・ベルクマンが、「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が重く、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」と発表しました。

 これは、体重と体表面積が、体温維持に大きく影響を与えていることから生じるものです。

 温暖な地域に生息している動物は、体温を一定に保つために、熱の放射を十分に行う必要があります。そのため、体重当たりの体表面積は大きいほうが良く、したがって小型であるほうが適していると言えます。

 逆に寒冷な地域では放熱よりも、体温を逃がさないようにする必要があります。そのため、体重当たりの体表面積は小さいほうが良く、大型の種の方が有利とされています。

 

 アレンの法則

 1877年、ジョエル・アサフ・アレンが、「恒温動物において、同じ種の個体、あるいは近縁のものでは、寒冷の地域に生息するものほど、耳、口、首、足、尾などの突出部が短くなる」と発表しました。

 体の突出部は体表面積を大きくして放熱量を増やす効果があります。

 寒冷の地域では、対表面積が大きければ大きいほど体温を奪われやすくなるため、不利だと言われています。

 また、突出部は、体温を維持するのが困難であり、凍傷になりやすいという問題点があります。

 そのため、寒冷地域に生息する動物は、耳などの突出部が小さいことが多くなるのです。

 

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休憩スポット

  熱帯鳥類館

熱帯鳥類館1 熱帯鳥類館2 熱帯鳥類館地図
フラミンゴやオニオオハシ、キュウカンチョウなどの熱帯系の鳥類を大型フライングケージ内で飼育展示しています。
来園者の皆様もケージ内に入ることができます。
鳥たちのためにケージ内は暖かくなっていますので、ゆっくり鳥たちを観察してみてください。
(冬期間は熱帯鳥類館2階の出入口を封鎖しております。1階出入口からお入りください。)

熱帯鳥類館の動物一覧へ

 アフリカゾーン キリン館2階

キリン館1 キリン館2 キリン館地図
キリン館2階では、休憩所として約50名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
授乳室もご用意しています。
また、ミーアキャットを展示しているほか、1階にいるキリンを上から観察することができます(キリンの観察時は驚かさないようにそっとお願いいたします)。
1階には、他にダチョウ、サーバルキャット、ハダカデバネズミを展示しています。
ぜひ休憩しながら、のんびりと動物をご観察ください。

アフリカゾーンの動物一覧へ

 エゾシカ・オオカミ舎2階

エゾシカオオカミ舎1 エゾシカオオカミ舎2 エゾシカオオカミ舎地図
エゾシカ・オオカミ舎2階では、休憩所として約25名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
授乳室もご用意しています。
また、屋内から屋外に展示しているエゾシカとシンリンオオカミが観察できます。
体を温めながら動物を観察してみてください。

エゾシカ・オオカミ舎の動物一覧へ

 展望レストハウス(サル山)

展望レストハウス1 展望レストハウス2 サル山地図
展望レストハウスでは、休憩所として約30名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
また、屋内からサル山のニホンザルを観察していただけます。
休憩しながら、サルたちの行動を観察してみてください。

ニホンザルの動物紹介へ

 その他休憩所

休憩所地図

  • 第一レストハウス
    第一レストハウス1 第一レストハウス2
    第一レストハウスは、園内で最大の休憩所です。約150名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
    授乳室もご用意しています。
  • 動物科学館
    科学館ホール1 科学館ホール2 科学館ホール3
    動物科学館では、休憩所として約20名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
    館内には動物たちの剥製や骨格標本が展示されているほか、次世代エネルギーについて学べる展示も充実しています。
    ぜひ休憩しながら、見学してみてください。
    また、館内には約50名様分の客席があるZoo Cafeが営業しています。
  • 動物園センター情報ホール
    動物園センター1 動物園センター2
    動物園センター情報ホールでは、休憩所として約20名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
    ホールに設置された大型ビジョンでは、円山動物園の紹介VTRを放映しています。
    ぜひ休憩しながら、動物たちの生き生きとした映像をお楽しみください。
    なお、授乳に使える部屋もご用意しています。動物園センター総合案内へお声がけください。
  • 園内に6店舗ある飲食店・売店でもご休憩できます。こちらのページをご覧ください。

 

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冬の円山動物園 注意事項

 足元に注意!

園路は除雪していますが、雪や氷でとても滑りやすくなっています。
滑りずらい冬靴を履き、気を付けてゆっくりと園内を散策してください。
また、屋内に入ってすぐも滑りやすくなっている場合があります。靴の裏に雪が付いていないか、ご注意ください。

足元注意

 暖かい服装にしましょう!

円山動物園は、冬期間でも動物たちを観覧していただけるよう、屋内施設も充実しています。
しかし、建物間の移動時はどうしても寒い中を歩いていただくことになります。
帽子、手袋、冬靴などの防寒の備えをしっかりして、暖かく動物園をお楽しみください。

暖かい服装

 動物に雪を投げないで!

動物たちに絶対に雪玉を投げないでください。
当たらなくても、動物にとって不要な刺激となり、ケガなどにつながる恐れがあります。

 雪山に登らないで!

園路の除雪のために、園内各所に雪山ができている場合があります。
危険ですので、どなたも登らないようお願いいたします。

 出入口のドアは閉めましょう!

各獣舎や休憩所は暖房を入れるなどして空調を管理しています。
ヒトも動物も快適に過ごせるように、出入口のドアは速やかに閉めていただくよう、ご協力をお願いいたします。

ドアを閉めて

 

北海道の冬ならではの、雪の動物園をお楽しみください!

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このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428