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更新日:2024年2月19日

救急活動に関するお知らせ

救急医療「見える化」システムを導入しました。

年々、救急出動件数が増加し続ける状況の中、傷病者を迅速に適切な救急医療につなげるため、消防局と保健福祉局で連携して、傷病者情報や当番医療機関の受入可否情報などが可視化できる「救急医療『見える化』システム」を構築し、令和6年2月19日より運用を開始しました。

これまで、救急隊は紙の引継書に傷病者情報を手書きし、当番等の医療機関に電話して状況を説明していましたので、搬送先の決定にかなりの時間を要することがありました。

今回のシステムの導入によって、救急隊はタブレット・スマートフォンの救急隊アプリに傷病者情報を入力し、医療機関と情報の共有が可能となります。システムを通じて、救急隊は医療機関の受入れ体制の情報を事前に把握できるため、効率的に医療機関選定を行ことが可能となるほか、医療機関側も、救急隊が到着する前に画像や観察結果なども確認しながら傷病者の状態を具体的に把握できるようになり、迅速な救急医療を行うことが可能となります。

見える化システム画像

救急隊員がコンビニエンスストアを利用することがあります。

救急隊員は、連続する出動などで昼食の時間帯が通常の時間帯より大幅に遅延し、適正な時間に食事が摂れない状況が多発しております。
その後の連続出動に対応できるよう、札幌市内のコンビニエンスストアに立ち寄って飲食物を購入する場合がございます。
なお、救急隊員がコンビニエンスストアに立ち寄っている間も、救急要請に対応できる体制となっております。

市民のみなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

自動心臓マッサージ器の導入

札幌市消防局は、令和3年3月15日から自動心臓マッサージ器を導入し運用します。

突然、心臓や呼吸が止まった人への救命措置で最も重要なことは、絶え間なくしっかりとした力で胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行うことであり、
救急活動でそれを補完するものが自動心臓マッサージ器です。

また導入により、これまで中断せざるをえなかった場面や長時間の活動においても、機器による有効な胸骨圧迫が可能となります。

今後、救急現場において、自動心臓マッサージ器を救急隊が使用することがありますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

京都大学への研究協力

国立大学法人京都大学において、心肺蘇生中の胸骨圧迫のテンポや深さ、
脳内血流の酸素飽和度などを測定する機器を用いた、胸骨圧迫に関する研究が実施されます。

札幌市消防局では、一部の救急隊に携帯式測定機器を積載し、研究に協力いたします。

詳細は、下記リンクをご覧下さい。

国立大学法人京都大学で実施する近赤外線分光法モニタを用いた生理学的指標と胸骨圧迫の質及び転帰との相関に関する研究への協力について(PDF:78KB)

医師等の救急自動車同乗研修について

札幌市消防局では、救急搬送、傷病者の受入体制や災害活動時の連携強化を図るために、
医療従事者である医師、看護師や救急救護に従事する自衛隊員等について、一定の条件の下、救急自動車の同乗研修を受け入れています。

  • 研修は見学研修です。
  • 研修者は「実習」の腕章を装着しています。
  • 本研修について質問等がございましたら、札幌市消防局警防部救急課までお問い合わせください。

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札幌市消防局警防部救急課

〒064-8586 札幌市中央区南4条西10丁目1003

電話番号:011-215-2070

ファクス番号:011-271-0610