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更新日:2023年7月4日

水遊び場水質調査

1調査の目的・概要

平成30年3月に策定した第2次札幌市環境基本計画では、「良好な大気、水、土壌その他の環境の確保」のために「親しみを感じる川や水辺の環境の維持を図る」こととしており、河川管理者や公園管理者により河川や公園等の整備が進められております。

そこで、本市では夏の利用シーズン前に、河川等を利用した水遊び場の水質調査を実施し、水質把握に努めております。調査項目は、水温、透視度、ふん便性大腸菌群数の3項目としています。

 

表1.調査項目の説明

項目

説明内容

水温

(℃)

水の温度です。水中に溶けている物質の化学的変化や生物の活動と

密接な関係があります。

透視度

(cm)

水の濁りの程度を示す度合いをいいます。数値が高いほど、

水が透き通っていることを示します。

ふん便性大腸菌群数

(個/100mL)

ふん便性大腸菌群数とは、人や動物などのふん便由来の大腸菌群の

数のことをいいます。

 

2質目標値について

環境省が定めた水浴場水質判定基準を参考に、下表のとおり本市における水質目標値を定めております。

表2.本市における水遊び場の水質目標値

透視度

ふん便性大腸菌群数

50cm以上

1,000個/100mL以下

 

3令和5年度調査結果

令和5年度は、13地点の水遊び場について調査を行い、すべての地点で本市における水質目標値を達成しました。

令和5年度調査地点図は、こちらです。⇒令和5年度調査地点図(PDF:1,240KB)

表3.令和5年度水遊び場水質調査結果

 

地点名 河川名

水温

(℃)

透視度

(cm)

 

ふん便性大腸菌群数

(個/100mL)

1

星観緑地

ほしみ橋(下流)

星置川

14.0

>50

43

2

福井緑地

左股川

13.5

>50

20

3

新琴似第3横橋

(上流)

安春川

22.5

>50

180

4

北郷2条橋

(下流)

望月寒川

15.5

>50

310

5 豊中公園横

精進川

12.5

>50

180

6

常盤人道橋

(下流)

真駒内川

17.5

>50

25

7

前田みどり公園前

軽川

15.0

>50

200

8

なかよし橋

(下流)

琴似発寒川

14.5

>50

900

9 穴の川緑地

穴の川

16.0

>50

20

10

福住小川公園内

うらうちない川

21.5

>50

110

11

中島公園

対山橋(下流)

鴨々川

12.0

>50

31

12

7号ボックス橋

(下流)

中の川

14.5

>50

52

13

三樽別公園橋

(下流)

三樽別川

15.5

>50

32

視度の”>50”の表記は50cmを超えていることを示しています。

水遊びをする際は、なるべく目や口に水が入らないように注意してください。また、遊んだあとはしっかりと手洗い、うがいをしましょう。

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市環境局環境都市推進部環境対策課

〒060-8611札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎12階

電話番号:011-211-2882

ファクス番号:011-218-5108