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このたび、国際的な課題となっている気候変動に関する対策に協力して取り組んでいくことを目的として、北方圏の動物の保全に取り組むカナダマニトバ州 アシニボインパーク動物園と札幌市円山動物園は、気候変動対策に関する覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。
両園はこの覚書に基づき、ホッキョクグマをはじめとする動物に視点をあてながら、知見や技術を共有するとともに、気候変動に関する保全教育や共同研究に継続的に取り組んでまいります。
1 覚書名
「アシニボインパーク動物園(カナダ マニトバ州 ウィニペグ市)と札幌市円山動物園における気候変動対策に関する協力に係る覚書」
2 覚書締結式について【実施済み】
日時:2021年11月24日(水・祝)9時~
※WEBを利用した締結式を実施
3 覚書の内容
気候変動に関連する環境保全教育、来園者の関与と行動変容に焦点を当てた活動を促進することを目的として、次のことに取組んでいきます。
・知見や情報の共有
・共同研究プロジェクトとその開発
・環境教育とプログラムの共同実施
・その他合意できる活動 等
4 バーチャルカンファレンスの実施
世界の気候変動の現状、気候変動に影響される野生のホッキョクグマの現状などを広く市民に伝えることを目的に、ウエブサイトで動物園や札幌市の気候変動への取り組みに併せ、カナダでホッキョクグマの保全に携わる関係者及び専門家より発表された先進的な研究事例を動画にて公開いたします。
ウエブサイト公開予定:令和3年12月1日
※現在、公開準備中のため、URLは、後日円山動物園ホームページ上でお知らせします。
5 アシニボインパーク動物園(Assiniboine Park Zoo)について
カナダのマニトバ州ウィニペグにある広さ約32ヘクタールの 動物園で、約200種の動物を飼育している。特に北極圏の動物の展示及び保全に力を入れており、野生で保護されたホッキョク グマが10頭ほど飼育されています。
園内にあるレザーデール国際ホッキョクグマ保護センターでは、来園者への教育の他、保護研究部門があり、活動の一つとしてホッキョクグマレスキュー&ケアチームが、救助が必要なホッキョクグマがいる時には保護等の活動を行っています。
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