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卵を守るため威嚇するオオタカのメス
円山動物園では、北海道に生息するフクロウやタカなどの猛禽類の繁殖に取り組んでいます。現在、園内で飼育している猛禽類の産卵シーズンを迎えています。
猛禽類野生復帰施設(非公開施設)ではオオタカのペアの産卵と抱卵が確認できました。抱卵中のメスは、窓に衝突し保護されたものの飛翔困難で野生に返せないため当園にやってきた個体です。飛べないメスのために地面に巣材を敷いたところ、しっかり地面の巣に卵を産んでくれました!
フクロウとタカの森で飼育しているエゾフクロウのペアは最近よく鳴くようになり、メスが巣箱にこもるようになりました。そっと巣箱の中を確認したところ、4つの卵を確認することができました。
どちらも一か月程度抱卵が続きますので、しばらく静かに見守りたいと思います。
他の種類の猛禽類も求愛のために良く鳴いたり、巣の中を整えたり、この時期特有の行動が見られるようになってきています。
繁殖シーズンの鳥は非常に警戒心が強くなるため、園内ではそっと観察してみてくださいね。
(※野生の鳥の巣や雛には近づかないように気を付けましょう!)
オオタカの卵
エゾフクロウのペア
巣箱の中には卵が4つありました
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