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【令和7年5月27日】
見頃を迎えていたエゾタンポポですが、多くが綿毛を作り始め黄色の花を咲かせたものが少なくなってきました。
「エゾタンポポを見に来ました!」というお客さまの声もあり、エゾタンポポの話をすることができて感謝しています。また、日立親切会の親子ボランティアの皆さん(約260名)に雨の中、協力いただき、外来種であるセイヨウタンポポを刈っていただきました。園内のセイヨウタンポポが少なくなり、エゾタンポポが多くなっていくことを願っています。
来シーズンもエゾタンポポが花を咲かせることを楽しみにお待ちください。
【令和7年5月20日】
先日、咲き始めたとお伝えしていたエゾタンポポですが、温かく日差しのある日が続いたためか、16日頃から、多くの花を咲かせています。
エゾタンポポは年に1回しか花を咲かせないため、この時期を逃すと咲いているエゾタンポポを見ることができません。
円山動物園に来園された際には、カンガルー館外放飼場(エゾタヌキ外放飼場の奥)にあるエゾタンポポをぜひご覧ください。
【令和7年5月14日】
円山動物園では、空きスペースを有効活用や在来種の保全などに活かすため、エゾタヌキ外放飼場奥の空きスペースを整備して、エゾタンポポを栽培しています。
エゾタンポポは北海道や東北地方を中心に自生する日本固有(在来種)のタンポポです。外来種であるヨーロッパ原産のセイヨウタンポポが国内で繁殖し、生息域を広げているためエゾタンポポの生育場所が減少しています。普段皆さんが目にしているタンポポの多くはセイヨウタンポポであり、エゾタンポポを目にすることが難しいのが現状です。
エゾタンポポの栽培場所の看板前に、エゾタンポポを身近で観察できるよう鉢植えを設置しています。5月14日(水)現在、少しずつエゾタンポポが開花し始めています。
エゾタンポポは年に1回しか咲くことがないので、この時期を逃すと開花しているエゾタンポポを見ることが難しくなります。近くでエゾタンポポを見ていただき、セイヨウタンポポとの違いを確認してみてください。
下に、エゾタンポポとセイヨウタンポポの特徴を記載しています。主な特徴は総苞外片(※)がエゾタンポポでは開いておらず、セイヨウタンポポでは開いて反り返っています。
※総苞外片(そうほうがいへん):黄色い花の下にある、緑色のがくのように見える部分のこと。(写真の赤い四角部分)
【エゾタンポポ】
エゾタンポポの特徴
セイヨウタンポポの特徴
綿毛を作り始めたエゾタンポポ
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