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シンリンオオカミの「ジェイ」
シンリンオオカミの「ジェイ」(オス17歳)が5月3日(火曜日)に死亡しましたのでお知らせいたします。
「ジェイ」は2005年4月25日に富山市ファミリーパークで生まれ、群馬サファリパークでの飼育を経て、2008年7月29日に来園しました。来園してからは、当時飼育していた「キナコ」との間に3頭の仔をもうけました。
今年3月16日の朝にふらつき、食欲不振、嘔吐の症状が見られたため治療を実施し、一時回復傾向にもありましたが、4月11日に起立不能となり、バックヤードにて治療を継続しておりました。
その後は出来る限り「ジェイ」の生活の質を保つことを優先し、治療と看護に取り組んでまいりましたが、残念ながら5月3日(火曜日)早朝8時頃に死亡が確認されました。
ジェイの遺体については、今後の教育活動に生かすために標本化することを検討しております。このため、病理解剖は行わず、生前および死後の検査に基づく診断とさせていただきます。
なお、「ジェイ」の死亡により、当園での飼育するシンリンオオカミはいなくなりました。
【個体情報】
愛称:ジェイ(オス)
生年月日:平成17年(2005年)4月25日 富山市ファミリーパーク生まれ
来園:平成20年(2008年)7月29日 円山動物園に来園
死亡年月日:令和4年(2022年)5月3日 17歳
【診断】
中枢神経系の異常、食欲廃絶、高カルシウム血症
【献花台の設置】
5月4日(水曜日)より、動物園センター受付前に献花台を設置しております。
設置期間:令和4年6月13日(月曜日)まで。
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