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更新日:2024年11月23日

札幌市円山動物園×気候変動教育プロジェクト「気候変動・生物多様性タウンミーティングin円山動物園」を開催します。

地球の長い歴史の中で、動物たちの生息環境は今、大きな変化に直面しています。それは遠い外国のできごとだけではなく、私たちの暮らす北海道も例外ではありません。その要因は、主に自然と人間の距離や関係性の変化によるものですが、そこには気候変動問題がさまざまに関わっています。

この連続企画では、動物園で暮らす動物たちがどのような変化にさらされ、そこで何が起きているのかとともに、私たちの日々の暮らしとのつながりを考えていきます。そこから、私たちがこれから世紀を越えて取り組まなければならない気候変動対策や自然再興にどう関わっていくのか、専門家とともに学び対話していきます。

第3回ゴマフアザラシ・ワシ類編
~気候変動と北海道の野生生物~(札幌11月23日)※終了しました。

第3回では、北海道で身近なゴマフアザラシとワシ類をテーマに、それらを取り巻くさまざまな問題を見ていきます。そこから、今後数十年間に予想される海洋環境の変化や私たちが備えるべきこと、そして気候変動対策と生物多様性保全を両立する未来について考えていきます。

※園内ガイドツアー(徒歩)を含みます。天候に応じて歩きやすい服装でご参加ください。

日時

2024年11月23日(土曜日)13時00分から16時00分

場所

札幌市円山動物園科学館ホール

参加費

無料(別途、円山動物園の入園料がかかります)

内容

-園内ガイドウォーク:猛禽舎、ホッキョクグマ館

-ゲストトーク

・小林万里さん(東京農業大学生物産業学部海洋水産学科 教授)

・菊池晏那(札幌市円山動物園)

・長谷川理さん(NPO法人EnVision環境保全事務所)

-参加者意見交換
・ファシリテーター:佐竹輝洋(札幌市円山動物園)

定員

25名(要申込)

第2回アジアゾウ・オランウータン編
~アジアの森と私たちの暮らし~(札幌11月16日)※終了しました。

円山動物園でもとりわけ人気のあるアジアゾウやオランウータンの暮らす熱帯林は、過去半世紀で大きく変化しました。そこから生産される植物油脂や南洋材は私たちの日々の暮らしや経済を支える不可欠な資源です。

第2回では、そうした資源の生産や密猟、違法貿易などを含め、現地の今を知るとともに、環境や現地の暮らしに配慮した生産を後押しする仕組みや、そうした製品を私たちはどのように入手することができるのか、エシカルな暮らしや経済の可能性を学びます。

※園内ガイドツアー(徒歩)を含みます。天候に応じて歩きやすい服装でご参加ください。

日時

2024年11月16日(土曜日)13時00分から16時00分

場所

札幌市円山動物園科学館ホール

参加費

無料(別途、円山動物園の入園料がかかります)

内容

-園内ガイドウォーク:ゾウ舎、オランウータンとボルネオの森

-ゲストトーク

・朝倉卓也(札幌市円山動物園)

・八木亜紀子さん(NPO法人開発教育協会プロジェクトマネージャー)

-参加者意見交換
・ファシリテーター:長谷川友子(対話の場づくり屋SNUG)

定員

25名(要申込)

第1回アムールトラ・ユキヒョウ編
~寒帯林・高山帯で何が起きているのか~(札幌11月2日)※終了しました。

第1回では、気候変動による人間活動の変化で追い詰められるユキヒョウ、北海道の原風景ともいえる自然が残るシベリア東部の森林に
わずかに残されたアムールトラをテーマに、高山帯や寒帯林で起きている環境変化とその背景にある人間活動・社会経済を考えていきます。
気候変動の複雑な影響や森林開発、生物多様性保全と調和した先住民の暮らしなどから、遠い生息地と社会・経済とのつながりを考えてみましょう。

日時

2024年11月2日(土曜日)13時00分から16時00分

場所

札幌市円山動物園科学館ホール

参加費

無料(別途、円山動物園の入園料がかかります)

内容

-園内ガイドウォーク:寒帯館(アムールトラ、ユキヒョウ)
-ゲストトーク
・伊藤健次(写真家)
北方圏の自然と人のかかわりを伝える写真家。アムールトラやシマフクロウの暮らす森―ウスリータイガに魅かれ、現地の猟師とともに極東ロシ  アに通う。著書に「川は道 森は家」(たくさんのふしぎ傑作集・福音館書店)、北海道新聞連載「大地の息吹 海のささやき」を書籍化した「伊藤健次の北の生き物セレクション」など。
・工藤菜生(札幌市円山動物園)
札幌市出身。経専北海道動物専門学校卒業。卒業後は円山動物園の嘱託職員を経て現在に至る。昨年までアムールトラ・ユキヒョウを5年間担当し、2022年にはキルギスで行われたユキヒョウの現地調査に参加。現在は環境教育を担当している。
-参加者意見交換
・ファシリテーター:長谷川友子(対話の場づくり屋SNUG)
江別市出身。2020年より公正で持続可能な社会の実現のため「対話の場づくり屋 SNUG」を立ち上げる。現在は「さっぽろ気候変動タウンミーティング」(主催:札幌市環境局)のファシリテーター・コーディネーターなどを担当。

定員

25名(要申込)

備考

※園内ガイドツアー(徒歩)を含みます。天候に応じて歩きやすい服装でご参加ください。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428