ワークショップ「北海道における捕獲された野生動物を用いた屠体給餌の可能性」

捕獲された野生動物を用いた屠体給餌を導入し、推進してきたWild meǽt Zoo関係者にこの取組の意義と成果についてお話を伺うと共に、北海道内の動物園において、エゾシカの捕獲個体を用いた屠体給餌を実施する意義と、その実現のための課題を検討するワークショップを開催します。
※本ワークショップは2023年度北海道新聞野生生物基金の助成及び令和5年度農林水産省鳥獣被害対策基盤支援事業（と体給餌利用促進事業）の補助を得て、札幌市円山動物園、日本大学生物資源科学部細谷研究室/Wild meǽt Zoo、酪農学園大学の共催で実施します。

屠体給餌の様子（アムールトラ）

屠体給餌の様子（ブチハイエナ）

日時

2023年6月25日（日曜日） 13時00分から16時00分

午前中に屠体給餌ガイド（ブチハイエナ、アムールトラ）を実施します。
※ワークショップの様子は円山動物園公式YouTubeアカウントでライブ配信します。

場所

名称	札幌市円山動物園・科学館ホール
所在地	札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

申込み方法

※申込みは必要ありません。会場に直接お越しください。
※動物園内での開催のため、入園料がかかります。

その他

プログラム
⑴　13時00分～13時05分　円山動物園園長挨拶
⑵　13時05分～13時10分　趣旨説明
⑶　13時10分～14時00分　講演1.
・演者1.：細谷忠嗣氏（日本大学生物資源科学部/ Wild meǽt Zoo）　25分
「捕獲個体を用いた屠体給餌：地域における獣害問題と動物園の動物福祉をつなぐ取り組み」
・演者2.：伴和幸氏（豊橋総合動植物公園/ Wild meǽt Zoo）　25分
「捕獲個体を用いた屠体給餌の成果と課題　～動物園の現場から～」
⑷　14時00分～14時10分　休憩
⑸　14時10分～15時00分　講演2.
・演者3.：坪松耕太(札幌市円山動物園）　20分
「円山動物園での動物福祉向上へ向けた取組」
・演者4.：坂村武氏（北海道野生動物対策課）　10分
「エゾシカの現状と対策」
・演者5.：石崎英治氏（(株)北海道食美楽）　20分
「道内のエゾシカ処理施設が考える屠体給餌の可能性と課題について」
⑹　15時00分～15時10分　休憩
⑺　15時10分～15時25分　講演3.
・演者：切石亮太氏（北洋銀行ソリューション部）
「サスティナブル経営の実現へ向けて」
⑻　15時25分～15時55分　パネルディスカッション・質疑応答
・パネリスト：細谷氏/伴氏/坂村氏/石崎氏/切石氏/小菅参与/坪松
⑼　15時55分～16時00分　総括：小菅参与