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シロフクロウの「とうふ」 おびひろ動物園提供
円山動物園では2012年にシロフクロウのメス「アンナ」が来園し、オスの「大地」とペアで飼育しておりました。その後、2019年に「大地」が死亡したため繁殖相手となるオス個体の導入に向けて調整をしていたところ、このたび、おびひろ動物園のオス「とうふ」(2歳)を円山動物園で飼育することとなりました。
なお、しばらくの間は「フクロウとタカの森」で「アンナ」と檻越しのお見合いを行った後、様子を見ながら同居をさせたいと考えております。
記
1 新たに来園した個体
愛称:とうふ
オス2歳 2019年6月20日 おびひろ動物園生まれ
2 当園で飼育している個体
愛称:アンナ
メス10歳 2011年6月14日 神戸市王子動物園生まれ
2012年8月22日 円山動物園来園
【シロフクロウ 豆知識】
分類: フクロウ目 フクロウ科
レッドリストVU(絶滅危惧Ⅱ類)
北極圏のツンドラ地帯に分布し、冬には南下して北海道でも稀にみることができます。観察された記録はほとんど冬ですが、北海道の大雪山系では夏に記録されたこともあります。体長は50~65cm、翼を開いた長さは140~165cmです。
フクロウ類の中で例外的に日中でも活動する特徴があり、成熟した雄がほぼ純白に対し、雌と若鳥は黒や褐色の細かいしま模様があります。
生息数は成熟した個体の数が28,000羽程と言われており、減少の理由として気候変動の影響も重大な脅威となる可能性があります。
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