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ライオン「クレイ」(10月23日撮影)
ライオン「クレイ」(オス、1歳)の歩き方の異常についてお知らせします。
ライオン「クレイ」には、10月11日の来園当日から、後ろ足の歩様に異常が認められています。現在、痛みがあるような症状は認められておりませんが、腰部を左右に大きく揺らしながら歩く様子(モンローウォークと呼ばれる歩き方)が観察されています。この症状は、股関節の異常や後ろ足を動かす神経に疾患を抱える動物に多く見られます。
今後の治療としては、症状の進行速度や痛みの有無を評価したうえで、関節の動きを滑らかにするサプリメントの投与や痛み止めの投与を行っていきます。
来園から3週間たちますが、症状の改善も悪化も認められていないことから慢性化している症状であると考えられます。慢性疾患は完治する見込みは低く、長期にわたり、サプリメントや痛み止めなどでコントロールする必要があります。
今後も症状を観察しながら、適切に治療を行ってまいります。
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