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勇気ある救命行為に感謝を込めて
~市民の救急救護活動に対する感謝状贈呈式~
10月18日(水)午後1時30分から、札幌国際ユースホステル(豊平6条6丁目)において、人命救助協力者らに対する感謝状の贈呈式が行われた。
感謝状が贈られたのは札幌国際ユースホステルの従業員である尼崎康文(あまさき・やすふみ)さんと松山亜希世(まつやま・あきよ)さん。今年6月17日、同施設にて、松山さんが急に倒れ意識を失った宿泊者を発見。所長である尼崎さんとともに、極めて適切な観察と迅速な119番通報を行い、救急隊が到着するまでの間に胸骨圧迫とAEDによる電気ショック1回を実施。この救命に尽力した結果、救急隊に引き継ぐ時には心拍が再開し、医療機関への搬送と治療の後、現在は完全な社会復帰を果たしている。
この日は、札幌市豊平消防署の設樂浩之(しだら・ひろゆき)署長から2人に感謝状が贈呈され、勇気ある行動に感謝の意を伝えた。豊平消防署によると、救急隊到着前のAED使用による心拍再開の割合は決して低いものではないとのことであり、今回の事例をきっかけとした善意の輪の広まりが期待される。
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