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暮らし応援棚は、中央図書館2階図書室西側、電源・Wi-Fi席付近にある特設展示棚(特設展示8)です。
コンセプトは「市民の暮らしを応援します。」
札幌市が取り組むまちづくりの3つのテーマ、「ユニバーサル(共生)」「ウェルネス(健康)」「スマート(快適・先端)に沿ったテーマ配架を行っています。
札幌市は、市制施行100周年を迎えた令和4年(2022年)に、今後10年のまちづくりの基本的な指針として「第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン」を策定しました。
「第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン」では、札幌市が取り組むまちづくり重要概念として「ユニバーサル(共生)」「ウェルネス(健康)」「スマート(快適・先端)」の3つのテーマが明記されています。
まちづくりには市民の皆様のご理解・ご協力が不可欠です。
暮らし応援棚を通じて札幌市の取組への理解を深め、札幌市のサポーターになっていただけたらと思っています。
従来の図書館の配架方法とは違い、「ユニバーサル(共生)」「ウェルネス(健康)」「スマート(快適・先端)」の3つのテーマに沿って資料を並べています。
資料の多くは手に取ってもらいやすいよう表紙が見える状態で並べているため、一目で読みたい資料を探せます。
※複数のテーマに関係する資料もあります。
暮らし応援棚にある資料は館内閲覧専用です。貸し出されることがないので、棚に来ていただければいつでも展示資料を閲覧することができます。
※ほかの棚や別の図書館に、同じ資料の貸出用がある場合もあります。
中央図書館では、札幌市が発行する行政資料(市政資料)を永年保存しています。その中から、新しく策定された計画や注目度の高い取組などに係る資料を集めました。また、関連する図書やリーフレットなども展示するので、いま札幌市が取り組んでいることについてより広く知ることができます。
「誰もが互いにその個性や能力を認め合い、多様性が強みとなる社会の実現」
札幌市が取り組むユニバーサル(共生)プロジェクトに関係する資料を集めました。
ユニバーサルを学べる本を一部紹介します。
『みえるとかみえないとか』(ヨシタケシンスケ/さく アリス館)
ふつうってなんだろう? ほかのひとの違いを受け入れるってどういうことだろう?
地球人の宇宙飛行士が色々な星の宇宙人と交流し、様々な「あたりまえ」や「みえかた」に触れていきます。
ヨシタケシンスケさんが『目の見えない人は世界をどう見ているのか」(光文社)をきっかけに作った絵本です。
「誰もが生涯健康で、学び、自分らしく活躍できる社会の実現」
札幌市が取り組むウェルネス(健康)プロジェクトに関係する資料を集めました。
ウェルネスを学べる本を一部紹介します。
『健康になる技術大全』(林英恵/著 ダイヤモンド社)
世の中にあふれかえる健康の言葉、これから先100年生きるにあたって何を学べばよいのだろう。そんな疑問にひとつひとつ丁寧に答える一冊です。
「誰もが先端技術などにより快適に暮らし、新たな価値の創出に挑戦できる社会の実現」
札幌市が取り組むスマート(快適・先端)プロジェクトに関係する資料を集めました。
スマートを学べる本を一部紹介します。
『Society5.0のアーキテクチャ』(日立東大ラボ/著 日本経済出版社)
次々と生まれる先端技術。暮らしにどう関わるの? AIで生活は変わるの? 社会はどう変わっていくの?
新しくできた技術が生活や社会にどう組み込まれていくのかを紹介した一冊。
札幌市の他部局と連携した「行政PR展示」コーナーでは、札幌市の取組に関する情報発信を行います。
リニューアル当初の行政PR展示は、まちづくり政策局政策企画部ユニバーサル推進室との連携展示です。
また、ユニバーサル関係分野の図書を約50冊展示します。