9月19日(木曜日)発寒交流会館で行われた障がいを理解する研修会(主催:発寒地区福祉のまち推進センター)に参加しました。この研修会は、町内会長や地域の活動者の方を対象に毎年開催しているもので、今年は約30名の参加がありました。
研修前半となる第一部では、障がい者講師である寺地 恵子(てらち けいこ)さんから、「内部障がいとヘルプマーク」をテーマに障がいとなった経緯やその後の生活、ヘルプマークについてお話をしていただきました。寺地さんは、平成5年に解離性大動脈溜を発症し、心臓機能障がいをお持ちです。現在は、障がいに関する講演会やヘルプマークの普及活動のほか、防災士としての活動も積極的に行っています。
後半の第二部では、見守り活動記録カードについて、西区社会福祉協議会の木本次長から説明いただき、続いて発寒地区福祉のまち推進センターの川端事務局長から見守り活動はほとんどの町内会で行われているが、見守り推進事業に参加しているのは12町内会にとどまっている、記録するのは大変かもしれないが、ぜひ多くの町内会に参加してもらい、安心・安全な地域づくりを目指してほしいと呼びかけがありました。
ヘルプマークは周囲の方々に援助や配慮が必要なことを知らせることができるストラップ型のマークです。市役所、各区役所のほか、各地下鉄駅事務室などでも配布しています。(ヘルプマークとヘルプカードが一緒に配布されます。)郵送での配布はしていませんが、各窓口では申請書の記載や障害者手帳の提示は必要ありません。ヘルプマークを身についている方を見かけたら、席を譲る、困っているときに声をかける、災害時に手助けするなど、できる範囲で援助や配慮をお願いします。