発寒地区で取り組む「エコタウンはっさむ」の主要事業である「みどりの貯金箱」が今年もスタートしました。
この活動は、そのままだとごみになってしまう公園の落ち葉を利用して堆肥を作り、ごみの減量化につながる体験を通して、地域の方や子どもたちに環境問題への意識を高めてもらうとともに、できた落ち葉堆肥を学校や公園、歩道の花壇など地域に役立ててもらうものです。
11月2日(木曜日)、朝から「はつなん公園」の名で親しまれている発寒三条泉緑地(発寒3条4丁目)に泉町内会の方が集まりました。まずは落ち葉を集めておいて、発寒南小学校3年生と発寒ひかり保育園きりん組の子どもたちに落ち葉と米ぬかを混ぜる作業を体験してもらいます。
混ぜ合わせた落ち葉は、公園に設置された堆肥ヤード(みどりの貯金箱専用の囲い)に移し、シートでふたをして次週の「切り返し」とよばれるかく拌作業を待ちます。例年、たっぷり水をかけていましたが、今年は前日にたくさん雨が降ったので水をかけないで切り返しに備えます。
今年の「みどりの貯金箱」も、はつなん公園だけでなく発寒大空公園(発寒4条2丁目)でも近隣の町内会や発寒商店街の方々により実施しますので、次回は切り返し作業の様子をお伝えします。