令和5年度福まち発！地域福祉市民活動フォーラム

フォーラムの様子1

9月13日（水曜日）カナモトホール（札幌市民ホール）で行われた「令和5年度福まち発！地域福祉市民活動フォーラム」（主催：札幌市・社会福祉法人札幌市社会福祉協議会）に出席してきました。

全体のテーマは、「地域と事業者でつくる重層的な見守りネットワーク構築に向けて」で、市社協の柳地域福祉係長から、札幌市事業者等による見守り事業（関連リンク参照）について、各事業者の取組や活動事例などの説明がありました。

続いて「事業者による見守り活動と地域との連携について」をテーマにシンポジウムが開かれ、株式会社エンパイアー、道新札幌八日会、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、株式会社あいプラン、株式会社日信、清田区社会福祉協議会から、それぞれが行う見守り活動について実践報告が行われました。各事業者から、本来の事業活動に加えての見守り活動で、個人情報やプライバシーとの兼ね合いもあり、どこまで踏み込むか悩みながら活動を行っているが、日頃から連携した取組を行うことで小さな異変を見逃さないようにしたい、など前向きに活動に取り組んでいる姿勢がよく分かるお話がありました。

コーディネーターである札幌市地域見守りネットワーク推進会議の林委員長と各シンポジストとの意見交換を経て、最後に林コーディネーターから、これまでの見守り活動を継続しつつ、今後より多くの事業者の参加や地域の方の理解を得て、活動を広げていく必要があるとのまとめがありました。当日は700名を超える市民や関係者の参加があり、このフォーラムとシンポジウムを通して、見守り活動への理解が深まるとともに、地域と事業者の連携の重要性を学ぶことができました。

また、フォーラムの冒頭で、令和5年度福まち活動写真コンクールの表彰式がありましたが、さっぽろ地下街オーロラスクエアにおいて、福まち活動パネル展（福まち活動写真および広報紙作品展、小・中学生の描く福祉のまちづくりポスター展）が開催されています。9月15日（金曜日）までとなりますが、ぜひお立ち寄りください。

フォーラムの様子3

柳（市社協）地域福祉係長の事業説明

シンポジウムの様子1

林コーディネーター

シンポジウムの様子2

シンポジストのみなさん