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ふるさとを思(おも)い出(だ)し心(こころ)をいやすために植(う)えられた木(き)だよ
明治(めいじ)27年(ねん)(1894年(ねん))、ふるさとを思(おも)い出(だ)してつらい開(かい)たくにつかれた心(こころ)をいやすために、アカマツなどのまつのなえ木(ぎ)が、屯田兵屋(とんでんへいおく)(屯田兵(とんでんへい)の家(いえ))の庭(にわ)に植(う)えられました。それから長(なが)い月日(つきひ)が流(なが)れ、多(おお)くのまつの木(き)がなくなってしまいましたが、このアカマツは今(いま)でものこっています。