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北海道は自然が豊かな土地であり、キツネは札幌市内でも普通に生活しています。
キツネにはエキノコックスが寄生している場合があり、ふんの中にはヒトへの感染源となる虫卵が含まれている可能性があります。
(エキノコックスの虫卵はとても小さく、肉眼では見えません。)
公園や住宅地でキツネを見かけると不安に思うこともありますが、キツネがいるからと言ってすぐにエキノコックスに感染するわけではありません。
札幌市のエキノコックス症対策は、キツネと一定の距離を保ちながら共存することを基本としています。
野生動物であるキツネの習性を理解し、正しい対策でエキノコックス症を予防しましょう。
エキノコックス症の予防などについては、下記のリンク先をご覧ください。
※えさを与えるつもりがなくても結果的にキツネのえさとなってしまい、キツネが寄り付く結果になってしまいます。
※ヒトにえさをもらうことを覚えると、自分でえさをとることができなくなって衰弱したり、ヒトに食べ物をねだったり、時には襲ってくることもあります。
野生鳥獣への餌やりについては、以下のホームページもご覧ください。
カラス、キツネ、アライグマなどについて(札幌市環境共生担当課ホームページ)
※木酢液は、ホームセンターや園芸店などで購入いただけるほか、清田区役所では、希望する方にサンプルを配布しています。キツネの侵入にお困りの方はお試しください。
12月から2月 | 繁殖期、2匹でいるところが目撃されるようになる |
3月から4月 | 地面に掘った巣穴の中で3頭から6頭の子ギツネを生む |
5月から6月 | 子ギツネが成長し、巣穴の外に出てくる |
4月から8月 | 親ギツネは子ギツネのえさを探すため、昼間も活発に動き回り、人目につきやすくなる(本来は夜行性) |
9月から10月 | 子ギツネは親ギツネと別れ、別々に行動するようになる |
※巣穴を使うのは出産から子育てを終えるまでの期間(春~夏)のみで秋には放棄しますが、翌年も再利用する場合があります。
※キツネは元々おくびょうな動物で、キツネからおそってくることはほぼありません。
子育て中の親ギツネは、子ギツネを守るためにヒトを威嚇する場合があります。
キツネを見かけたら、近づかないで静かに離れましょう。
キツネのなわばり:約2から5平方キロメートル
野生のキツネの寿命:約3年から4年
野生のキツネは雑食で、野ネズミや鳥、虫、くだものなどを食べます。
市街地では、手に入りやすいごみステーションの生ごみや家庭菜園の野菜などを食べることもあります。
キツネに限らず、アライグマやカラスなどもスイートコーンが大好きです。
家庭菜園のスイートコーンは常に野生動物に狙われています。
ネットで周囲を囲って、ピンなどで地面に固定するなどの対策をとりましょう。
キツネのジャンプ力は1.5mほどあり、低いサクなどは飛びこえてしまいますので、高さのあるネットを設置しましょう。
また、地面への固定が甘いとすき間から侵入されてしまいますので、しっかりと固定しましょう。
キツネは林の中の斜面に穴を掘って巣をつくります。
その他、民家の庭や物置の床下など、あまり人が通らないところにも穴を掘って巣を作ってしまいます。
巣穴を使うのは出産から子育てを終えるまでの期間(春~夏)のみで秋には放棄しますが、翌年も再利用する場合があります。
(清田区内で確認されたキツネの巣穴)
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