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区内の消防団が訓練成果を披露
~令和5年度豊平消防団消防総合訓練~
6月18日(日曜日)午前10時から、月寒体育館ラグビー場にて令和5年度札幌市豊平消防団消防総合訓練が一般公開され、豊平区内の6つの消防団に所属する団員総勢144名が訓練を実施し、多くの見学者が訪れた。
これは、普段はサラリーマン、学生や主婦でありながら、有事の際には街を守るために二刀流で活動している消防団員が日頃の訓練成果を披露するもの。新型コロナウイルス感染症の影響で訓練を中止していたが、今年は4年ぶりに実施された。
はじめに、芝井静男(しばい・しずお)豊平区長や勝木忠男(かつき・ただお)豊平消防団長が団員へ激励の言葉を送り訓練がスタート。消防活動基本訓練では、消防ホースを抱えた団員が火を想定した的に向かって駆け寄り、掛け声と共に放水を行う様子を実演した。また、少年消防クラブに所属する小学生は、札幌市消防局のキャラクター「リスキュー」と共に救助ロープを結ぶ訓練を披露するなど、終始活気のある消防総合訓練が繰り広げられた。
この訓練が一般公開されるのは、豊平区内では初めてのことで、見学者が訓練用の水消火器を使用した消火訓練を体験するなど、消防団の活動を広くアピールする機会となった。
勝木団長は、「この豊平区を安全・安心な街にする活動をぜひ一緒に行ってほしい。」と消防団体制の充実・強化について話し、今後の活動に対する決意を新たにした。
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