更新日：2023年6月8日

豊平区防犯教室

周りをよく見てよく聞いて！
～豊平区防犯教室～

　6月5日（月曜日）午前11時25分から、平岸高台小学校（豊平区平岸5条18丁目、野村淳一（のむら・じゅんいち）校長）において、防犯教室が開催された。

　これは、地域住民と行政などの関係機関が連携と協働により安全安心で心豊かな住みよいまちづくりを進める豊平区ネットワーク会議が主催して行っているもの。地域の子どもたちが犯罪被害等に遭わないために、自分自身を守る力を身に付けることを目的に、平成26年から、令和２年及び令和３年を除き、区内の希望する小学校で毎年開催されており、今年は平岸高台小学校の他、西岡南小学校、月寒小学校、福住小学校で実施している。

　この日は、うさぎママのパトロール教室を主宰している安全インストラクターの武田信彦（たけだ・のぶひこ）さんを講師に迎え、同校の１～３年生約150人が参加。自分を守るために大切なキーワードとして、「ひとりにならない」、周りを「よくみる」、周りの音を「よくきく」、「にげる」、「つたえる」について、実演やクイズを通して学んだ。また、日頃から助けを求める場所や人を決めておくことの大切さも学んだ。途中からは実践を交えて、大人とは声は聞こえるが手が届かない適切な距離を保つことや、「だるまさんがころんだ」の動作を使って後ろを確認する練習を行った。

　最後に、大人から何かお願いされたり、誘われたりしたときは「できません」と断ってもいいことを学び、講師から寸劇でそれぞれのシチュエーションでどうするべきか問われた子どもたちは大きな声で「できません」と断るなど、学んだことを実践していた。