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本審議会は、「公共交通を軸とした交通体系の確立について」、諮問1「地下鉄などの軌道系公共交通機関網のありかたについて」、諮問2「公共交通の利用促進策について」を受け審議を進めてきた。
審議会に課せられた課題は、高齢社会や環境に配慮した公共交通を中心としたまちづくりを実現するための公共交通の今後の望ましいあり方や各種施策についてであるが、審議を進めていく上で、都市交通の大きな比重を占めている自動車交通についても、その過度に依存する生活を見直すことにより、公共交通を軸とした交通体系の確立が可能になるものと考えた。
そのため、公共交通の側面だけではなく、自動車利用のあり方についても考えていくことが必要と判断し、公共交通と自動車の適切な役割分担など、今後の都市交通の基本的な方向性や、自動車交通に関わるさまざまな施策についても審議を行った。
諮問1「地下鉄などの軌道系公共交通機関網のありかたについて」の審議にあたっては、第4次長期総合計画のまちづくりの将来像やバスや路面電車など公共交通ネットワークの基本的な考え方を整理した上で、軌道系交通機関の導入が必要な方面について審議を行ってきた。
また、諮問2の「公共交通の利用促進策について」の審議にあたっては、公共交通ネットワークの充実やその利便性向上などの視点から、さまざまな利用促進策について審議を行ってきた。
答申にあたっては、この2つの諮問はお互いに密接に関連しあうこと、また、自動車利用のあり方も含めた今後の都市交通の基本的な考え方や各種施策について総合的かつ体系的に示すことが必要と考え、一括した答申とするものである。
答申の全体構成は、第1章で札幌の将来像を踏まえた都市交通の目標を掲げ、第2章では、この目標を実現するための、今後の都市交通の基本的な考え方について整理した。
第3章は「公共交通を軸とした交通体系の確立」と「適切な自動車交通の実現」に向けたさまざまな施策の方向性について示すとともに、第4章ではこれらの施策の推進にあたっての留意すべき点について記述した。
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