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令和6年(2024年)2月23日(金曜日・祝日)13時00分~16時00分
北海道立道民活動センター(かでる2.7)(札幌市中央区北2条西7丁目)
41名
【参加者の決定方法】
札幌市内に住民登録を有する方の中から無作為に抽出した2,000名に案内を送付し、参加希望をされた50名全員を参加者として決定しました。(当日9人欠席。)
「市民の意見を市政に反映させるために」
札幌市では、市民が主役のまちづくり(市民自治)を進めるための基本的なルールである「札幌市自治基本条例」を定め、平成19年4月に施行しました。本条例において「情報共有」と「市民参加」は重要ポイントとして挙げられています。また、第5次市民自治推進会議において「より的確な市民意向の把握や市民意見を市政へ反映するための手法」の検討を始めたところです。
今回のワークショップでは、「市民の意見を市政に反映させるために」をテーマに議論を行いました。
まず、そもそも市政情報を見ない、仮に情報が届いても当事者意識が持てない(無関心)市民の層がいる、また、自分の意見を表明する機会がないといった意見をいただきました。市側はタイムリーで気軽に情報を得られる、世代や属性にあった情報発信が求められました。
また、市民側(特に若い世代や稼働年齢層)が、税金が有効に使われているかを、市政への参加の重要性を意識し、市政に参加したくなるためには、市の既存の取組みであるパブリックコメントなどでは足りないというご意見をいただきました。「市民同士」で意見交換できる場や、デジタルプラットフォームで意見の全体像などが可視化されたり、トレンド情報のピックアップなどにより楽しく参加できたりする工夫により、自分事に捉えやすい環境の整備が必要であるというご意見もいただきました。
今回のワークショップにおいて皆様からいただいたご意見は、「より的確な市民意向の把握や市民意見を市政へ反映させるための手法」の検討にあたって、参考とさせていただきます。
前半は、ワークショップの導入として、札幌市より「市民参加の必要性と市民参加の状況」を、(株)GlocalDesignの酒本氏より「市民の意見を市政に反映させるための流れと他都市事例」を紹介しました。そのうえで、アニマルの森市(仮想)において市長から発表された政策を例にして、様々な反応を示す市民の層ごとに、各層が市政に関する考えを深めるためにどうしたら良いか、話し合いました。
後半は、その様々な層の市民それぞれが、考えた意見を市政に届けやすくするために、そして、もっと参加できるようにするためのアイディアを出し合いました。その後、グループごとにまとめ・発表を行い、全体でアイディアを共有しました。
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