第7回研究会

日時	平成22年9月15日（木曜日）14時～16時
場所	札幌市役所12階1～2号会議室
参加者	22社33名

【内容】

1. 企業の社会貢献活動に関するアンケート結果の報告
2. 企業との連携に関するNPOへのアンケート調査の紹介

（1）企業の社会貢献活動に関するアンケート結果の報告

• 報告者：社団法人北海道未来総合研究所

　札幌市が北海道未来総合研究所に委託し実施した「市内企業における地域・社会貢献活動状況調査」の速報を報告しました。この調査は、市内の従業員5人以上の事業所約9,600社にアンケートを送付し、2,318社から回答がありました（回答率24.1％）。

 

（アンケート結果の概要）

• 社会貢献活動を継続的に取り組んでいる企業は30.5％、不定期ではあるが取り組んでいる企業は12.1％であり、約4割の企業が活動している。
• 活動の継続年数は、10年以上継続している企業が37％と最も多かった。
• 活動をスタートしたきっかけは、「経営者のトップダウンで始ったもの」が最も多く36.6％、次いで「地域からの要請や要望によるもの」が25.8％。
• 活動内容では環境分野が47％、次いで地域安全23.7％、福祉活動20.3％。
• 活動の手法では、「会社の企画により社員が参加して行う活動」が40.8％と最も多く、次いで、「寄付などの資金提供」が33.8％、「講師やボランティアの派遣」が17.1％。
• 活動に取リ組む際の連携先は、「地域住民や町内会」が35.3％、次いで「行政機関」が26.3％、「他企業」が22.2％。
• 活動と本業の関連性については、「関連がある」44.6％、「関連がない」49.5％。

（2）企業との連携に関するNPOへのアンケート調査の紹介報告者：NPO法人札幌ビズカフェ

　札幌市がNPO法人札幌ビズカフェに委託し実施している、NPOと企業の連携に関するアンケート調査（送付先は市内のNPO法人155団体）の内容を紹介しました。また、企業がNPOと連携することのメリット、連携の仕方について説明しました。