ホーム > 教育・文化・スポーツ > 学校・幼稚園・教育 > 教育についての取組・計画 > 公立夜間中学(こうりつやかんちゅうがく)について > 札幌市公立夜間中学設置基本計画の策定及びパブリックコメント結果について
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12月21日の教育委員会会議において、整理された「札幌市公立夜間中学設置基本計画案」について2月4日から3月5日にかけてより良い学校づくりに向け、ご意見及び学校名の募集を行いました。
いただいたご意見を踏まえ、3月29日の教育委員会会議で基本計画を策定いたしましたので公表させていただきます。また、頂いたご意見に対する札幌市の考え方についても併せて公表させていただきます。
本書分割ダウンロード
項目 | PDFデータ |
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本編表紙・目次 | 本編表紙・目次(PDF:96KB) |
第1章 公立夜間中学の設置について 第2章 公立夜間中学とは 第3章 公立夜間中学に対するニーズについて(市民アンケート調査結果) |
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第4章 札幌市における公立夜間中学の設置に係る基本方針 第5章 札幌市における公立夜間中学の設置の枠組 第6章 その他 |
P19~P26(PDF:204KB) |
資料編 | P27~52(PDF:2,309KB) |
意見の内容 | 意見件数 | 構成比 |
賛成 | 36件 | 8.1% |
修正 | 32件 | 7.2% |
要望 | 138件 | 31.1% |
質問 | 6件 | 1.4% |
校名案 | 232件 | 52.2% |
合計 | 444件 | 100.0% |
札幌市公立夜間中学設置基本計画(案)に対するご意見の概要と札幌市の考え方ダウンロード(PDF:549KB)
札幌市公立夜間中学設置基本計画(案)に対するご意見の概要と札幌市の考え方【ふりがな版】ダウンロード(PDF:862KB)
紙の資料につきましては、以下の場所で4月30日から配布する予定です。
場所 | 住所など |
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札幌市教育委員会学校教育部教育推進課 | 中央区北2条西2丁目STV北2条ビル3階 |
札幌市役所1階 市政刊行物コーナー | 中央区北1条西2丁目 |
各区役所総務企画課広聴係 | 区役所の紹介ページ |
各まちづくりセンター | まちづくりセンターの紹介ページ |
市立中央図書館・地区図書館 | 図書館の紹介ページ |
・平成28年12月に「教育機会確保法」が成立し、すべての地方公共団体で公立夜間中学における就学機会の提供等の措置を講ずることが義務付けられることとなり、これを受けて、文部科学省は、全政令指定都市及び全都道府県に最低1校の公立夜間中学が設置されることを目指している。
・公立夜間中学の対象生徒と想定される未就学者、不登校経験者は本市においても一定程度いるとともに、外国籍市民についても増加してきていることから、札幌市においても学びのセーフティネットの役割として、公立夜間中学の設置が必要と考える。
・以上のことから、本「基本計画」に記載する内容に基づき、札幌市立の公立夜間中学を設置することとする。
項目 | 内容 |
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入学対象 |
以下の全てを満たす人 ・学齢期を過ぎた人 ・中学校を卒業していない人、または、卒業していても不登校等の理由により、学び直しを希望する人 |
指導者 | 中学校の教員免許状を有する教員 |
履修教科等 | 昼間の中学校と同じく9教科、特別の教科道徳、総合的な学習の時間、特別活動 |
授業日 |
昼間の中学校と同じく週5日 夏休みも冬休みも昼間の中学校と同じ期間 |
授業の時間 |
1コマ40分の4時間授業 始業時刻は17時30分頃、終業時刻は21時00分頃 |
卒業認定 | 定められた課程を終了すれば、中学校卒業資格が得られる |
現在、公立夜間中学は10都府県に34校設置されており、全国で設置に向けた具体的な検討が進んでいる。
『生徒の誰もが安心して、学びの主役となれる多様性を尊重する学校』
項目 | 内容 |
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多様さの尊重 | 国籍や年齢などの多様な生徒が在籍できるという特徴を活かし、生徒も教職員も共に学び合いながら、互いの多様さを尊重 |
学び直しの実現 | 授業時間や授業内容を柔軟に設定し、小学校の学習内容も含め、一人一人の習熟の度合いや理解の進度に応じた学び直しを実現 |
実社会で活きる学ぶ力の育成 | ICT等様々な学習教材を活用し、学ぶ意欲とともに基礎的・基本的な知識・技能を確実に身に付け、実社会で活きる「学ぶ力」を育成 |
学ぶ喜びと自信につながる支援 | 教師が生徒の可能性を信じ、自己表現の機会を大切にし、生徒自身が自己の成長を実感することで学ぶ喜びと自信につながるよう支援 |
日本語指導の実施 | 日本語に不安のある生徒が、日本語での教科学習や学校生活に適応できるよう、日本語指導を実施 |
社会性の育成 | 学校行事を大切にするとともに、卒業後すぐに社会参画できることなどを意識した体験的な学習を取り入れ、社会性を育成 |
自分らしい生き方への支援 | 進路探究学習を通じて、卒業後の進路はもとより、自らの将来を描く力を身に付けるなど、自分らしい生き方を実現できるよう支援 |
項目 | 内容 |
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少人数指導体制の充実 | 習熟度別にクラスを分けたり、一つのクラスで個別指導や少人数指導を導入するなど、複数の教員等で指導する体制づくりに取り組む |
学習支援体制の充実 | 学びのサポーターなどの各種ボランティアと積極的に連携するなどして、個に応じたきめ細かな学習支援体制づくりに取り組む |
教育相談体制の充実 | 養護教諭を配置するとともに、スクールカウンセラー等の専門家の支援を含め、きめ細かな教育相談に対応する体制づくりに取り組む |
継続した学校生活に向けた環境への配慮 | 身体的経済的事情等で学校生活を断念することが無いよう、施設・設備の配慮や、生徒が負担する費用の低廉化への配慮に加え、就学援助に類する経済的支援の実施や給食等の提供についても検討 |
日本語や日本文化の不安への配慮 | 日本語指導の教材や映像等を活用した学習を積極的に取り入れたり、日本の学校生活に関する相談において、適宜通訳を活用できるような支援体制づくりに取り組む |
・学齢期(15歳に達した日以降の最初の3月31日まで)を過ぎた人
・中学校を卒業していない人、または、不登校等の理由により、十分に学ぶことができなかった人
・原則札幌市内に居住する人
※現時点では北海道内に1校であることから、北海道教育委員会の協力の下に連携の意向がある近隣市町村に在住の方についても受け入れる方向で調整を進める。
令和3年(2021年)2月4日(木曜日)から令和3年3月5日(金曜日)まで
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