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更新日:2023年1月20日

豊平区T151遺跡(概要)

豊平区の遺跡T151遺跡T151遺跡は、豊平区月寒東3条11丁目にあります。昭和56年に、宅地造成を行う前に道道西野-白石線の北西部分を発掘調査をしました。昭和62年には、あやめ野中学校を建設する前にも発掘調査をしました。また、平成2~4年の3年間は、あやめ野中学校生徒の歴史学習のための体験発掘が行われています。この遺跡は、縄文時代から続縄文時代にかけてのものです。月寒川とラウネナイ川の合流点付近の台地の上にあります。遺跡の範囲は、緩やかな北西斜面に広がっていました。縄文時代の竪穴住居が2軒、縄文時代と続縄文時代のお墓などが119個、縄文時代のおとし穴が18個見つかっています。縄文時代早期、中期、後期、晩期、続縄文時代の土器、石器などが発掘されました。今は「あやめ野中学校校地内遺跡の森」として現状のまま保存活用されている、札幌市内では数少ない遺跡です。

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