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更新日:2023年1月20日

手稲区N295遺跡(概要)

手稲区の遺跡N295遺跡N295遺跡は、手稲区前田7条11丁目2にあります。昭和59年と60年に住宅団地造成工事をする前に発掘調査をしました。この遺跡は、縄文時代中期の後半から続縄文時代の中頃までのものです。縄文時代の海岸線は今の手稲区の北側にあり、この部分に「紅葉山砂丘」と呼ばれる砂丘ができました。この砂丘から遺跡が見つかっています。竪穴住居が5軒、お墓などが34個見つかっています。ほとんどの竪穴住居は楕円形で、その内の一つには、細長い出入り口がついていました。この様な形の竪穴住居は、続縄文時代の前半頃に、よく作られていました。お墓の中からはたくさんの土器や石器が発掘されました。

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