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更新日:2011年3月1日

平成16年度第1回定例市長記者会見

日時 2004年4月8日(木曜日)14時~
場所 記者会見室
記者数 14人

冒頭、市長から下記の話題について発表しました。

引き続き、次の話題について質疑が行われました。

発表内容

「サービスアップ行動計画の取り組みについて」

ここにもポスターを掲示してございますけれども、『「ふれあい」から私たち市役所は変わります!』ということをスローガンにいたしまして、サービスアップ行動計画の取り組みを本日からスタートさせたい、その宣言をしたいというふうに考えております。

取り組みの趣旨でございますけれども、今までも市民サービスといったものをしっかりやっていこうということで、全庁挙げてさまざまな形で職員が努力をしてきたわけでありますけれども、それにしても、その努力をしていることが市民の皆さまにきちんと理解をされていないということがございます。市民の皆さまに理解をされていない市役所の職員の努力というのは、努力をしていてもしていなくとも同じということになりますので、しっかりとした形に見えた改革、市民サービスが向上しているということを皆さま方にご理解いただけるように、そういう活動をしていこうということで、『「ふれあい」から私たち市役所は変わります!』というスローガンを自らに課して、これから全庁を挙げて、市役所全体で統一的なサービス向上に努めていきたい、このように考えているわけであります。

3月22日に市役所改革市民会議からも、このような市民に対する接遇サービスということについて問題ありと、しっかりやりなさいという、こういうご提言もいただきました。それも十分参考にさせていただきながら、こういう形で私たちはこれから努力をしていきたいというふうに考えているわけであります。

こういう市民の皆さま方の信頼を勝ち得ることが、まず大事なことだというふうに思うのです。何をやるにしても、市民の皆さまから市役所というのは信頼されている、私たちと一緒に活動してくれているのだというふうに思っていただけるようにするためには、信頼感がどうしても必要だということになりますので、接遇を中心に改善をし、そして市民の皆さま方からいつでもいろいろな相談を受けたり、話しやすかったり、明るい気持ちで接することができるというような状況をつくっていきたいと。それが市民自治の第1歩となるというふうに私たちは信じるところであります。

「市民のために!挑戦する市役所」というのが私たち札幌市役所の努力目標として掲げていることでございますので、その実践としてこのような形でやっていきたいというふうに考えるわけであります。

具体的には、本当に基本的なことでありますけれども、市民の皆さまへのあいさつだとか、声掛けの徹底だとか、電話応対などの接遇、これをしっかり改善をしていく、名札を着用する、そして朝礼の実施などをして、それを徹底させていくというようなことがございます。

それから、横断的なプロジェクトで今後検討を進めていくものといたしましては、窓口のワンストップサービス化、たらい回しにされないというような形の窓口のつくり方、そのようなこともこれからしっかり検討していきたいというふうに考えているところであります。

スローガンの『「ふれあい」から私たち市役所は変わります!』でありますけれども、3つの「アイ」ということを言っております。これは自分たちに言い聞かせていることでありますけれども、私のI(アイ)、それからあなたの目のeye(アイ)、それからあなたの目を見て、そして親愛の情、愛(アイ)を持って語り掛け、そして対話させていただきたいというのが私たちのこれからの姿勢であるということで、このような目標を掲げさせていただきました。

この実施をしていくための組織的な責任者もしっかり決めまして、全庁を挙げて徹底をさせていくということと、市民の皆さまにもそれを徹底してやるのだということで、各区役所のロビーに設置しております「さっぽろeビジョン」にも私のメッセージを直接流させていただきます。

それから、庁内的にはイントラネットがございますので、そこに、職員向けの私の直接のメッセージ等も動画で流させていただき、田中副市長のメッセージも併せて配信をさせていただいて、職員に徹底させていこうと頑張っております。きょうからその運動に取り組みますので、ぜひ皆さま方から見て何も変わっていないではないかと言われないように、しっかりやっていきたいというふうに思いますし、何か問題があればどしどしご忠告の方をお願い申し上げたい、このように思っております。

「夜間急病センター等複合施設(WEST19)のオープンについて」

かねて、大通西19丁目に夜間救病センター等の複合施設の建築を進めておりましたが、このほど完成いたしました。WEST19には、西19丁目という意味合いもございますけれども、Welfare、Emergency、Sanitation、そしてTendernessという4つの、福祉、救急、公衆衛生、そして優しさといった、多少無理はありますが、これらの頭文字を取って、こういう施設でありたいという思いを込めました。ここで働く札幌医師会の皆さま方の協力、そして保健所等の職員、さまざまな形でサポートしていただける皆さま方の統一した気持ちということで、この施設をしっかりと市民のために役立てていきたいというふうに考えているところであります。

19日に記者の皆さま方に事前公開をする予定でございます。各施設によって業務開始日が少し違いまして、夜間急病センターは4月27日、それから、保健所は5月6日、精神保健福祉センターは5月6日、地域生活支援センターさっぽろ、これは新しくできるわけなのですが、5月1日からということになっております。

私もきのう見てまいりましたけれども、大変立派な設備であります。今までの夜間急病センターから見ますと、量的にも、設備の質的にも数段素晴らしいものになっております。

特色としては、例えば、大規模な災害が発生したときに、ここが拠点施設になるようにということもございまして、待合室のいすが直ちにベッドになるというような設備もございます。それから、待合室の天井には3つか4つ程度、酸素吸入の装置もぶら下がっており、いつでもそこが処置室の役割を果たすことができるというふうな工夫も重ねられております。こういう施設としての質が非常に高いものになっているということをお知らせさせていただきたいと思います。

19日にどうぞご覧いただいて、市民の皆さんの安心できる施設になるように、皆さん方からもいろいろご報道いただきたいというふうに思っております。

「サッポロさとらんど第II期エリアのオープンについて」

サッポロさとらんどは、市民に農業に対する知識だとか理解を深めていただくということの目的のために、農業体験交流施設として平成7年の7月に丘珠にオープンいたしました。以来、農作物の収穫体験実習や農業情報の提供等を行いまして、緑豊かな憩いの場として年間40万人もの多くの市民の方々に利用されている施設でございます。

今回オープンいたします第II期エリアというのは、36ヘクタールございまして、広大なものでありますけれども、平成8年から整備をいたしておりまして、今度できるのは、さとらんど交流館という設備です。ここで食文化と農業といったものを考えていこうということでございまして、このさとらんどで体験的に作ったいろいろな作物をここで料理をして食べる、あるいは料理の方法を勉強し合うというようなことも含めて、この施設でさまざまな交流を行って農業と市民生活といったものを考えていこうというふうなことになっているわけであります。収穫した野菜、米、その他をその場で調理、加工するというような体験の実習だとか、各種の料理実習をすると。あるいは研修といったものをやっていきたいというふうに考えているところであります。

ぜひ、より多くの市民の皆さんにこの施設を利用していただきまして、多くの理解といったものをますます得たいというふうに考えているところであります。

「(仮称)札幌市第2斎場の建設について」

第2斎場、これはPFIという手法で札幌市が初めて取り組む建設事業でございますけれども、いよいよこの4月中旬に建設工事に着手するということのお知らせであります。

この特徴といたしましては、ダイオキシンなどの排出を抑制する、あるいはバリアフリー化して施設を利用しやすいようにする、雪冷房システムを採用する、光ダクトによって省エネ効果を図るなど、いろいろ工夫が込められているものであります。

そして、何よりも特徴的なのは、PFIという民間の資金と運営方法、そういったものを利用させていただいて公共施設を造っていくという手法でやろうということでございます。これでかなり経済的な経費の節減というものが図られ、かつ公共目的もそれによって達成できるということであります。

事業の終了を23年間という長期にわたるものにいたしまして、そこで民間資金の返還が可能になるような経営の仕方をしていくと。そこで全部償還できれば、平成38年3月31日に契約が終了するわけでありますが、その契約が終了した段階でこの設備の所有権が札幌市に移ると、こういうふうな形になっていくわけであります。そういうPFI事業として初めて、札幌市が臨む設備の工事がいよいよ始まるということでございまして、平成18年4月に供用開始ということになる予定でございます。

「円山動物園リスザルドームのオープンについて」

新しい動物展示施設といたしまして、園内のこども動物園の中にリスザルドームというものを建設中でございましたけれども、これが4月24日にオープンするということになりました。24日にオープニングセレモニーを行いまして、皆さん方に見ていただくようになるということでございます。

これは、日本宝くじ協会の自治宝くじ普及宣伝事業として昨年10月から建設してきたものでありますけれども、リスザルやタマリンといった小型のサルの生態を本当に間近に見ることができるという設備になっております。
ガラス張りのドーム状にいたしまして、お客さまがチューブの中を通って、そして上をリスザルが飛んで歩いているといいますか、餌を食べたりする生態をずっと観察できるということであります。

身近に動物と触れ合う、そういう施設でございまして、こういう方法(ガラス張りのドーム状で小型のサルを飼育する方法)は全国で初めて採用されたものだというふうに聞いております。ぜひ皆さん方にご覧いただきたいというふうに思います。

それから、最近、話題の動物園でありますけれども、ホッキョクグマの子どもに、ツヨシ君という名前が付きまして、新庄さんの名前をちょうだいしたようでありますけれども、今私も見てまいりましたが、小さくて、とてもかわいいです。

賞味期限と言ったら悪いのですけれども、すぐ大きくなりますので、なるべく早く、一番かわいいときに見に行ってやっていただきたいというのが皆さん方にお願いをしたいことでございます。1年たちますとほとんど成獣のような形、お母さんと同じくらいになるようであります。ですから、連休前に見ていただくのが動物園としては一番いいと。連休になりますとごった返して、見るといってもなかなか難しい状況になるようであります。連休においでいただくのは大変結構でございますけれども、その前にもどうぞかわいいところを見ていただきたいというふうに動物園では期待をしているところでありますので、ぜひ多くの方々においでいただきたいというふうに思います。

配布資料

質疑内容

「職員の退職時特別昇給について」
「北海道の道州制特区構想について」

北海道新聞

国家公務員の退職時の特別昇給というものが5月1日から廃止されることになったのですが、国に準じてという形で札幌市は職員の給与について検討されてきたと思うのですけれども、国のこうした決定を受けて、札幌市の方でも早急に撤廃する考えがあるのかどうなのかということが1点目です。

2点目は、先日北海道の方で道州制特区構想の提案がなされましたが、政省令の上書き権とか、国の出先の統廃合まで、結構踏み込んだ内容かなと思うのですが、これについて、市長の個人的な考えでも結構ですので、コメントをお願いいたします。

市長

国家公務員の退職金の特別昇給につきましては、報道がございましたように、廃止するということを私も承知をいたしております。国においてもさまざまな検討がなされた結果このような結論を出されたというふうに思います。ですから、早晩総務省から各自治体に、このように国家公務員はしたという通知が出されてくると考えております。

私どもも、その検討の経過等について十分踏まえた上で、また、他都市の状況、それから札幌市の置かれた社会情勢なども見極めながら対応してまいりたいというふうに考えているところであります。

それから、道州制の省令等の上書き権を含めた、あるいは国の出先機関との統廃合といったことについても、かなり踏み込んだ北海道からの道州制についての提案内容がなされたことは私も承知をしているところであります。これは内容的に、今、道州制が本当に必要とされている、有効に機能するためには、このようなことがなされなければ意味がないだろうというふうに私も考えますので、これからさまざまな困難な国とのやりとりということが始まると思いますけれども、基本的には道の考え方について私は賛成をするという立場にございます。

「敬老パスについて(1)」

HTB

敬老パスの話で、先般予算議会のとき、たたき台というような形だったのですけれども、そのとき市長がおっしゃっていた10月の切り替えをめどにというお考えについてなのですが、今もそのお考えは変わらないということでしょうか。

市長

基本的にそういう考え方で努力をしようということで、準備をさせていただいているところであります。

HTB

そうなりますと、やはり6月を一つのめどに、そこまでには何らかのしっかりした形というものを上げていかなければいけないというふうな、そのタイムスケジュール的なものは変わらないということでしょうか。

市長

タイムスケジュールが大変タイトな状況になっていることは事実であります。現在、事業者との間で議論をしていくという準備が整いつつございまして、どのような事業者側のご協力を得られるかということについて、3事業者とも、テーブルに着くということで前向きな姿勢を示していただいたということから、早急に市との間で協議を進めていきたいというふうに考えております。

その結果も踏まえて、どういう成案、さらなる提案をできるかというようなこともございますので、これは9月30日で一応切れてしまいますので、それにできるだけ間に合うように最大限の努力をしていきたいというふうには思っているところであります。

「敬老パスについて(2)」

NHK

同じ敬老パスでの質問なのですけれども、コールセンターでの意見の受け付けというのが始まりましたけれども、まだそんなに日にちはたっていませんが、把握している範囲で、どんな意見がどの程度寄せられているのかどうかお聞かせください。

市長

コールセンターでの受け付け、皆さんの意見を聞かせてくださいということで申し上げておりました。4月2日からご質問をいただいておりますが、今のところ、ちょうだいしている件数は396件ございます。電話で391件、あとeメールで3件、ファクスで2件というような形で、約400件ご意見をちょうだいしているということでございます。

半数以上が70歳以上の方々から寄せられたご意見、ご質問等であるというふうに整理をされております。

その内容でございますけれども、市の案に賛成だとか、あるいは現行のままで良いといったご意見のほかに、自己負担に関するご意見といたしましては、自己負担することを容認する声が比較的多いというふうに認識をいたしております。
それから、利用上限に関するご意見といたしましては、利用上限を設けることには反対である、あるいは疑問の声が比較的多いというのが現状であります。そして、利用上限を設けるのは反対だと言われながら、利用上限の引き上げを求める声というのも相当、多数あるというふうに結果報告がきているところであります。

それから、居住要件等に関するご意見もございまして、居住要件を設けることを容認する声というものも多いというふうな現在までのところの特徴的な傾向といいますか、ご意見が寄せられているということでございます。

4月30日までコールセンターで意見を募集しておりますので、どうか多くの皆さん方のご意見をちょうだいしたいというふうに考えているところであります。

「敬老パスについて(3)」

北海道新聞

続いて市民意見の反映とか、そのほかに説明会の開催ですとか、そういうことは考えていらっしゃるのでしょうか。

市長

4月中に皆さん方のご意見をちょうだいして、成案といったものが、これはもちろん事業者との間のさまざまなやりとりもしなければなりません。あるいは、議会の皆さん方のご意見もまた聞かなければならないということがあります。いろいろな意見をお聞きした上で、最終的にはこういうふうにしたいというものを市民の皆さんに提示しなければならないというふうに思いますので、そのときにはまたそのことをお知らせしたり、最終的な意見を聴取するための機会も設けたいというふうに思っております。

「住基ネットについて」

NHK

住基ネットについて、その後の様子を教えていただきたいのですけれども、まだ総務省からの回答は来ていないということで聞いているのですが、2点伺いたいのですけれども、今後こちらからアプローチなりをして回答を求めていくのかというのと、人事異動で対策会議のメンバーが代わって、近く会議が開かれるのかなと思うのですが、その予定と、その時のテーマというのを教えてください。

市長

もちろん年度が変わりましたので、また、要請をしてだいぶ時間が経過しておりますので、こちらからは、その後どうなりましたでしょうか、お答えをちょうだいしたいということは、もう一度申し入れするということでは考えております。

そして、こちらの対策会議の方もメンバーが若干代わりましたので、これも4月中に第1回といいますか、新しいメンバーでの会議を近々に招集して、そこで議論をしたいと。第1回目ですから、今までの流れについて再確認をするということと、これから総務省に対する申し入れについても当然議論の中に入ってくるというふうに考えております。

「円山動物園のニホンザルの譲渡問題について」

読売新聞

リスザルの話ではないのですけれども、ニホンザルの方なのですが、こちらの方は一部、受け入れ先がないということで、従来どおり譲渡する方向というのがありますが、市としてはどういうふうに考えていらっしゃるのか。

市長

現在、ご承知のように、裁判にもなっておりますので、裁判の動向もしっかり見ながら、一つの時間的な流れの展開を追いながら、検討を進めているというのが現状でございます。国内の51の動物園等にニホンザルの受け入れはできないかということで申し入れをしたところ、いずれからも不要だというお答えであったわけでありますので、残るのは、裁判の状況を見ながら、従前どおりの方向になるのか、また、ほかにも方法はあるのかということは、その時間の余裕の中で検討していきたいというふうに考えております。

読売新聞

ほかの方法もまだ検討するということですか。

市長

どういう方法があるかということは、もうちょっと考えてもいいかなというふうに思っておりますが。

「自衛隊のイラク派遣と留守家族に対する支援について」

NHK

5月に札幌から11師団がいよいよ派遣ということになりそうなのですけれども、派遣についてのお考えについてあらためて聞かせてほしいというのが1点と、先日、一部の報道で、支援の窓口は設けないというような形で出てましたけれども、留守家族に対する支援というのはどのように、本当にやらないのか、どんな形でやるのかということなのですけれども。

市長

自衛隊の派遣についての意見については、従前から申し上げているとおりであります。

それから、支援をする窓口をつくらないのかということでありますが、窓口はあるわけであります。札幌市の場合は自衛隊協力会という事務局もございますし、そういったところは当然自衛隊の皆さん方の相談窓口として見えやすい場所ではないかなというふうに思っております。

窓口をつくらなければ支援しないのかということには決してならないわけであります。ですから、そこは、何か誤解される向きがあるとすれば、それは誤解を解いていただきたいというふうに思います。私どもは、できることがあるのであれば、いつでもそれはご相談に乗ります。

ただ、情報というものを私どもは十分持っていません。イラクの情勢はどうなのだと聞かれても、これは私どもは分かりません。ですから、そういう意味では、お手伝いすることの限界というのは非常にたくさんあるというふうに思いますが、市民としてお困りのことがある場合には、それは当然お手伝いするというのが市役所の役割でございますので、そのことについてどんどんご相談いただくことについて、私どもは労をいとわない、そういう考えでございますので、その旨お伝えいただきたいというふうに思います。

「よつ葉乳業の異物混入事故について」

NHK

よつ葉乳業の、異物が入っているというのが今問題になっていますけれども、これについてなのですが、札幌市としてどのような対応を取っているのかというのがまず1点と、いろいろ報道を見ていると、先月末ぐらいから異物があったというクレームが出たということなのですけれども、市への報告はおととい、6日だったと。それまで公表がなく、おととい市への報告があった後も、市民としては、けさの新聞を見て初めて知ったということで、市への報告とか公表も非常に遅いような感触を持っているのですけれども、それらについて市長はどのような感触をお持ちですか。

市長

これは、何かがあった後、報告が遅れるというのが、三菱の車の問題でもそうですし、鳥インフルエンザの問題もそうですし、われわれの身体・生命にかかわる問題の情報が遅れがちであるということは否めない事実だというふうに思います。

それは私は非常に問題があるというふうに思いますので、事実関係について、まず当社としてはしっかり調査した上でというふうに慎重になる向きも分からないわけではありませんけれども、しかし、問題が問題でありまして、人の身体・生命という一番大事にしなければならない問題について情報が遅れることが致命的な損害を与える、被害を与えるということが往々にしてあるということに十分意を用いて、早急にそういう危機管理をするための情報を上げてもらうようなシステムにしていくように、私どもも庁内的にも確認をしていきたいというふうに思っているところであります。

NHK

市の対応の方ではどうでしょうか。

市長

私も聞いたばかりだったものですから、これについてはまだコメントできる状況ではございません。

(以上)

この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

(作成:札幌市広報課報道係)

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