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オヒキ
オヒキ(オス 13歳)が5月31日(土曜日)に死亡しましたのでお知らせいたします。
オヒキは高知県原産の日本鶏の一種ですが、円山動物園では2011年より飼育していました。この個体は同年7月に当園で孵化した個体の1羽で、昨年10月からは高病原性鳥インフルエンザ感染防止のため、カンガルー館の一室で飼育されていました。ニワトリの平均寿命が10年程度と言われるなか、13歳まで長生きし、来園者の皆さんや職員に元気を与えてくれました。
カンガルー館に移ってきてからは食欲の減少がみられましたが、保温や餌の変更などにより体調を保っておりました。
しかしながら、5月27日より食欲不振、活力の低下がみられ、園内動物病院に入院し、輸液や抗生剤の投薬などの治療を行ってきましたが、5月31日の朝に残念ながら死亡を確認しました。
なお、当該個体の死亡により、当園で飼育するオヒキ並びにニワトリはいなくなりました。
【個体情報】
生年月日 :平成23年(2011年)7月孵化
死亡年月日 :令和7年(2025年)5月31日(13歳)
死 因 :内臓痛風(※)
※主に鳥類や爬虫類で認められる病気で、さまざまな臓器(特に腎臓)に尿酸結晶が沈着することで、臓器の機能低下を引き起こし、時に急死する場合もあります。
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