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更新日:2025年10月17日

高病原性鳥インフルエンザへの対応について

シマフクロウ 円山動物園の高病原性鳥インフルエンザ対策について、お知らせします。

 国内の発生状況によっては、ご覧いただけない動物や観覧しづらい動物がいる可能性が

 ありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

 園内の対応状況については、下記の対応レベルをご確認の上、来園ください。

 

 

 

高病原性鳥インフルエンザとは?

 高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)は、鳥類に感染するインフルエンザウイルスのうち、特に鶏などの家きんに対して強い病原性を持つタイプです。

 主に渡り鳥がウイルスを運び、野鳥や家きん、哺乳類にも感染することがあります。感染した鳥は急激に衰弱し、死亡することもあります。円山動物園では、高病原性鳥インフルエンザ対策を行っています。

現在の対応レベル

レベル3(令和7年10月17日 更新)

10月17日(10月15日回収)、北海道内苫小牧市で発生がありました。※環境省HPはこちら

現在の対応レベルは、レベル3となっています。対応レベルについては、下記をご確認ください。

対応レベルについて

鳥インフルエンザ対応レベル表

北海道内(札幌市外)で発生した場合 レベル3

 飼養している鳥類の室内収容を検討します。

・総合水鳥舎のアカツクシガモを室内収容するため、観覧ができなくなります。

・キリン館のダチョウ、カバ・ライオン館のモモイロペリカンは室内収容するため、室内でのみ観覧が可能です。

札幌市内で発生した場合 レベル4

 飼養している鳥類を室内収容し獣舎を閉鎖します。

・総合水鳥舎のタンチョウを室内収容するため観覧ができなくなります。なお、ゴイサギアオサギは外放飼場で観覧することができます。

・キリン館1階を閉鎖します。ダチョウハダカデバネズミの観覧ができなくなります。

・熱帯鳥類館のバードホール閉鎖します。バードホールで飼養している鳥類が観覧できなくなります。なお、オニオオハシとアカハナグマは観覧することができます。

園内で発生した場合 レベル5

・園内の飼養鳥で発生した場合は閉園とします。

・園内で野鳥が死亡していた場合は発生状況に応じて対応を行い、閉園する可能性があります。

一般的な対策方法

  1. 手洗い消毒:野鳥に限らず、動物に触れた後は必ず手洗い・消毒を行いましょう。
  2. 野鳥との接触を避ける:特に死んだ野鳥には触れないようにしてください。やむを得ず触る場合には直せず触ることをせず、ビニール手袋を着用するなどしてください。
  3. 異常を見つけたら通報:野鳥の大量死などを見つけた場合は、自治体や環境省に連絡してください。

円山動物園での対策

 当園では、発生状況に応じて以下のような対策を実施しています。

 ご入園の際、入場口に設置している消毒マットで足裏消毒の徹底をお願いいたします。

 事業者の皆様におかれましては、車両のタイヤ消毒について御協力をお願いします。

  1. 出入口に足裏消毒用のマットの設置、車両出入口への消石灰帯など
  2. 園内に出入りするすべての車両(職員、事業者)のタイヤ消毒の実施
  3. 飼育鳥類の展示制限など
  4. 鳥舎の出入口に消毒マットを設置
  5. 野鳥の侵入防止ネットの設置
  6. 実習、視察等による園内の入構を制限
  7. 傷病野生動物について受け入れを中止

参考リンク先

 鳥インフルエンザの情報を掲載している公共機関のHPリンクを下記に示します。

農林水産省

鳥インフルエンザに関する情報

環境省

高病原性鳥インフルエンザに関する情報

 野鳥、飼養鳥、哺乳類、家きんにおける鳥インフルエンザの発生状況などが掲載されています。

北海道

野鳥の高病原性鳥インフルエンザ情報

 

 

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428