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ホッキョクグマの「ララ」(メス30歳)につきまして、10月28日(火曜日)に麻酔下での検査と治療のため、展示を中止いたしますのでお知らせします。
ホッキョクグマ「ララ」は10月21日頃から、外陰部周辺をしきりに前足で掻く、壁に擦りつけるなどの行動のほか、25日には獣舎内で少量の出血が確認されたため、泌尿生殖器系の細菌感染症を疑い、投薬治療を開始しておりました。
さらに、数日前から獣舎内の麻袋にハエの幼虫(ウジ)が付着し、26日にはララが壁に擦った跡にも幼虫が確認されたため、ララの外陰部周辺にハエの幼虫が寄生する蠅蛆症(はえうじしょう)の疑いが高まったことから、10月28日(火曜日)にララの展示を中止し、全身麻酔下で詳細な検査と治療を実施することといたしました。
なお、経過を慎重に観察するため、ララの体調によっては、しばらくの間、室内での療養を続け、展示を中止または制限する可能性がございますので、何卒ご理解をお願いいたします。
ララの一日も早い健康回復を最優先に獣医師と飼育スタッフが連携し、最善を尽くして対応しております。来園者の皆さまにはご心配をおかけいたしますが、温かいご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
今後の経過などにつきましては、改めて当園ホームページにて随時お知らせいたします。
【個体情報】
ホッキョクグマ「ララ」(メス、30歳)
生年月日 :1994年11月20日(別府ラクテンチ動物園生まれ)
来園年月日:1996年5月9日
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