イヌワシ「瑞雲」が死亡しました

イヌワシ「瑞雲」（オス5歳）が11月9日（水曜日）に死亡しましたのでお知らせいたします。

2022年10月30日、嘴(くちばし)の損傷による採食困難と削痩が認められたため、動物病院に移動し体力を取り戻すための保温、点滴、給餌などの治療を実施していました。治療開始後は、食欲の回復も認められ、体重の増加が認められたため嘴の整復を試みておりました。しかし、11月8日に再び食欲の減退と呼吸状態の悪化が認めれられ、11月9日の朝に死亡が確認されました。

なお、「瑞雲」の死亡により、当園での飼育するイヌワシはいなくなりました。

【個体情報】

愛称：瑞雲（ずいうん）

性別：（オス）

生年月日：2017年4月21日　円山動物園生まれ

死亡年月日：2022年11月9日　5歳

【病理解剖診断】

1　肺炎疑い（確定診断は組織検査後に出ます）

2　削痩

3　貧血

4　下顎骨の骨折

【献花台の設置】

11月12日（土曜日）から、動物園センター受付前に献花台を設置します。